スーザ「星条旗よ永遠なれ」
いきなり有名なのいってみました。
これを知らない人はいないでしょう。最初っからノリノリ。
思わず走りたくなる一曲。;
マーチ王と呼ばれるスーザの行進曲の中でもピカイチの有名度です。
ワーグナー「双頭の鷲の旗の下に」
「双頭の鷲」とは、オーストリア・ハンガリー帝国の旗のことですね。

オーストリア・ハンガリー帝国 国章
作曲されたのは1880~1900年ごろ。
ワーグナーはオーストリア・ハンガリー帝国の軍楽隊長でした。
勇ましさだけでなくメロディアスなところもある、ワーグナーらしいメリハリのついた行進曲です。
スーザ「雷神」
知ってる!でも誰だっけ、となる曲の割と上位と思います。
徒競走(かけっこ)中にかかってる可能性大な曲。
「かけっこ中は『天国と地獄』だろう」という人もいるでしょうが。でもこれもかかってたと思うよ~。
あとは退場門に向かうときとかにね。
タイケ「旧友」
うんうん、聞いたことある。スポーツ番組のBGMでもよくかかってる。
でも、え? タイケって誰? そんな名前の曲だったの?
ってなる行進曲ですよね。
タイケさんは生存中は作曲家としては不遇で、郵便局員として一生を終えていますが
この曲はドイツの軍隊行進曲としてとても有名になりました。
古関裕而「スポーツショー行進曲」
ザ・東京オリンピック!という感じの行進曲。
青い空に赤いブレザーのレトロな画像が出てきそうです。
だらだら歩くのが申し訳ないような行進曲ですよね。背筋がぴんと伸びそうです。
スッペ「軽騎兵」
オペレッタの序曲なので、この有名なフレーズの前に長々とあるんですが
前の部分を聞いてもあんまりぴんとこないと思います。
ここの軽快なはずむような部分は、
「今日うんどうかいだ!」っていう「うきうき感」とリンクしますね。
スーザ「ワシントン・ポスト」
またスーザかよ、って
「マーチ王」なんだからしょうがないですよ。それだけ有名な曲を書いているんだし。
入場行進のときにかかってるイメージですね。
つまりこの曲を書いたからスーザは「マーチ王」になったと。
シューベルト「軍隊行進曲」
タイトルは軍隊行進曲ですが
戦意を鼓舞する、という感じはなくて、シューベルトらしい穏やかなイメージの曲。
もともとはピアノの連弾のために作曲した3連の曲で、一番有名なのがこの第一曲です。
ワーグナー「タンホイザー 大行進曲」
ワーグナーの歌劇「タンホイザー」の第二幕に挿入される行進曲です。
タンホイザーというオペラはなんかいろいろ込み入っていてこむずかしいオペラなんですが
ようは主人公のタンホイザーは吟遊詩人で
他の吟遊詩人も呼んでみんなで歌合戦するんで集まれ~、というときの入場行進の曲なわけです。
古関裕而「東京オリンピック行進曲」
やっぱり最後は古関裕而でしめましょう。
若々しい、みずみずしい、朗らかな行進曲。
2020年のオリンピックにも、こんな名曲ができるといいですね。