少年マガジン版『サイボーグ009』 ファンからの抗議が殺到するほどの悲劇的なラスト。002の伝説の名言「ジョー!きみはどこにおちたい?」

講談社「少年マガジン」版『サイボーグ009』(1966年30号から1967年13号) ブラックゴーストとの最後の戦いを描いた「地下帝国ヨミ編」

ブラックゴーストの総統は、魔神像(アレス神像)を象った巨大ロボットで、3つの人間の脳髄がコントロールしている。

ブラックゴーストの真の正体は人間の心の中にある「醜い欲望」と「悪意」そのものだった。人がいる限りブラックゴーストは滅びない・・・。
平和とは永遠に求めて得られない青い鳥 - Do you remember rock'n' roll radio?

002 = ジェット・リンク「ごらんよ009!宇宙の花火だ!ブラックゴーストの最後だぜ・・・」

002 = ジェット・リンク「・・・僕らは約束したじゃないか・・・死ぬときは一緒に・・・と」

002 = ジェット・リンクの伝説の名言『ジョー!きみはどこにおちたい?』(通称:どこ落ち)

『ジョー!きみはどこにおちたい?』

『ジョー!きみはどこにおちたい?』

「ながれ星!」 おねえちゃん「・・・世界に戦争がなくなりますように・・・世界中の人が平和で仲良く 暮らせますようにって祈ったわ」
サイボーグ009 - Wikipedia

「地下帝国「ヨミ」編のラストはレイ・ブラッドベリの短編「万華鏡」がモチーフになっていると言われます。
漫画版『スケバン刑事』の最終回 高校の卒業式に現れた「麻宮サキ」は幽霊だった。サキは半年前に亡くなっていた。

「麻宮サキ」の愛した「神恭一郎」も殺されてしまう。怒りに燃えたサキは「信楽老」(しがらきろう)を相打ち覚悟で追い詰める。

サキ「つらぬけヨーヨー、奴の心臓を!」 ラスボスの化け物「信楽老」(しがらきろう)を倒す。

サキは、信楽老の日本刀を撃ち砕いた銃撃が、既に絶命した神の死後硬直により引き金が引かれたものだと知る。

サキは崩壊する梁山泊から緊急脱出用ライフポッドで脱出するが、ムウ=ミサが発見した時にはサキはすでに・・・。
麻宮サキ - Wikipedia

半年後の春、鷹ノ羽高校の卒業式に遅れて「麻宮サキ」が登場する。

サキのためだけの卒業式が校庭で行われる。

サキ「みんな!あばよ!」

ムウ=ミサ「サキが・・・卒業証書を受け取りに?」

ムウ=ミサ「サキは死んだ」

サキは半年も前に死んだ! 先ほどの卒業式に参加していたサキは幽霊だったのだ・・・驚きの怪談オチ!

サキは誰よりも仲間を愛するがゆえに、幽霊となって卒業式に現れ、仲間に最後のさよならの挨拶をしに来たのだ・・・サキは神と共に冥府に旅立った。
『ジャングル大帝』の悲劇的最終回 レオの自己犠牲。レオはヒゲオヤジに、自分の肉を食べて、毛皮をまとい生き延びるよう示唆する。

『ジャングル大帝』の最終回 レオはヒゲオヤジを生かすために、自分の肉を食べて、毛皮をまとい生き延びるよう示唆する。

下山中、ヒゲオヤジの命を救うべく、わざとヒゲオヤジに襲い掛かり自らの命を捨てる。死後、ヒゲオヤジがその毛皮を身に纏っていた。

ヒゲオヤジ「おまえのことをジャングルじゅうに話してやるよ。レオは死ぬまで立派なジャングル大帝であった・・・とね」

ヒゲオヤジはレオの自己犠牲により唯一生還することが出来た。

ヒゲオヤジは偶然出会ったレオの息子ルネにレオの毛皮を見せる。

ヒゲオヤジ「見ろよ・・・あの雲、レオにそっくりじゃないか」
『影武者徳川家康』 少年ジャンプ初の性行為シーン。絶世の美女と称される家康の側室・お梶の方が船上セックスと騎乗位で乱れる姿が描かれた。

徳川家康にも寸分違わぬ影武者(世良田二郎三郎元信)と絶世の美女と称される家康の側室・お梶の方が船上セックス

『影武者徳川家康』は、少年ジャンプにおいては非常にレアな本番シーンが描かれたことでも有名な作品。

絶世の美女と称される家康の側室・お梶の方が騎乗位で乱れる
漫画版「仮面ライダー」 1号ライダー・本郷猛はショッカーの刺客「12人のショッカーライダー」による銃撃を全身に受けて凄惨な最後を迎えた。

漫画版「仮面ライダー」(1971年) 「1号ライダー・本郷猛」はショッカーの刺客「12人のショッカーライダー」による銃撃を全身に受けて凄惨な最後を迎えた。

1号ライダー・本郷猛はショッカーの刺客「12人のショッカーライダー」に取り囲まれてしまう。

「12人のショッカーライダー」(12人の仮面ライダー)に取り囲まれた「1号ライダー・本郷猛」は一斉射撃を受けて、蜂の巣状態に・・・。

2号ライダー・一文字隼人が救出するが、もはや手遅れ・・・。

懸命の蘇生措置が取られたが、かろうじて生き残っていた脳(脳髄)だけを取り出すことに・・・。

本郷猛の脳髄は地下研究所のガラスの器の中で生きている・・・。本郷猛の脳髄と一文字隼人はテレパシーで交信する。

一文字隼人「いくぞ猛、俺たちはもう一人ぼっちじゃない!いつも二人だ、二人でショッカーと戦おう・・・」
『ゲゲゲの鬼太郎』の最終回「セクハラ妖怪いやみ」 おっぱい攻撃・男根砲・・・驚きの下ネタ連発の壮絶なバトル。

『ゲゲゲの鬼太郎』の最終回「セクハラ妖怪いやみ」

「セクハラ妖怪いやみ」が吐き出すガス(色気)を吸うと、すべての人間はエロくなってしまう。

セクハラ妖怪いやみは、女の着物を着ているが、顔は爺という妖怪。強欲な性格。

美女の姿をしたしもべ達によるおっぱい攻撃

鬼太郎は気絶してしまう。

いやみ「男根砲を撃て!」

猫娘、こりゃあ食べ物じゃねえ!

いやみ「ワシの陰毛攻めで解決してやる」

気絶していた鬼太郎が目を覚ます「バカにオマ○コ臭いな」

水木プロ「この作品はスピンオフ的なものであり、メインストリームとしての鬼太郎はまだ最終回が存在しない」
90年代漫画を代表する有名な誤植

「俺様ときたら『おちんこでる』らしいんだぜ・・・」→本来は「落ち込んでる」・・・「こ」と「ん」が逆の誤植。

「なっ! なにをするんだァーッ ゆるさんッ!」 週刊少年ジャンプ連載時『ジョジョの奇妙な冒険』第1話より

「なっ! 何をするだァーッ ゆるさんッ!」 『ジョジョの奇妙な冒険』第1部・ファントムブラッドの単行本より

主人公の名前は「アカギ / 赤木しげる(あかぎ しげる)」

アガキ・・・

主人公の名前の「アカギ」を間違えすぎ。

24インチキ液晶→24インチ液晶・・・キの一文字が余計なだけで、とんでもない意味になってしまいます。誤植には気をつけないと。
「夜明け前より瑠璃色な ~Crescent Love~」の伝説の「作画崩壊キャベツ」は作画崩壊じゃなかった・・・?

「夜明け前より瑠璃色な ~Crescent Love~」の伝説の「作画崩壊キャベツ」

ヨーロッパのキャベツでは丸いキャベツは一般的だという。

「夜明け前より瑠璃色な ~Crescent Love~」の「キャベツ」

真ん丸いキャベツ

真ん丸いキャベツと見比べると、そんなに変ではない。

ヨーロッパなどにある丸いキャベツ

ヨーロッパなどにある丸いキャベツと見比べると、作画崩壊とも言えないのかもしれない。
恐怖漫画家の楳図かずお版「ウルトラマン」(1966年) 独特の世界観を持つ傑作コミカライズ。

恐怖漫画家の楳図かずお版「ウルトラマン」(少年マガジン掲載・1966年)

このバルタン星人編は完全にホラー漫画のようである。

楳図かずお作品の色がかなり濃く出ているようだ。

行方不明になっていたフジ・アキコ隊員が巨大に。巨大なアキコ隊員をガリバー冒険記のようにロープで縛ろうとしているが・・・。

巨大なフジ・アキコ隊員

メフィラス星人によって巨大化されたフジ隊員

楳図かずお作品の色が出すぎているウルトラマン「グエ!!」