槇原敬之
高校生の時に、ラジオ番組にデモテープを送ったことが、彼の音楽人生を大きく動かすことになります。
その後、1990年にCDデビューし、数々のヒット曲を送り出すとともに、多くの歌手に楽曲を提供してきました。
その中でも、SMAPが歌った2003年のシングルカット、「世界に一つだけの花」はメガヒットとなり、200万枚オーバーセールとなりました。(後述)
振り付け担当はKABAちゃん。

彼は様々な問題も起こしており、1999年8月には薬物疑惑で逮捕され、同年12月には有罪判決(執行猶予)が下されています。(その後約1年の活動停止となる)
この時に一緒に逮捕された男性との同性愛疑惑も勃発し、マスコミをさらに賑わすことになりました。
2006年には、松本零士氏との間で著作権侵害問題が起こり、1年強に渡っての裁判沙汰にもなっています。
槇原敬之 - Wikipedia
CDデビュー
NG

1990年10月リリース。
この年の3月に行われたオーディションで、グランプリを受賞したのがきっかけとなり、デビューを果たします。注目度は高かったのですが、ヒット曲とはなりませんでした。
本人も「売り上げはNGだった」と語っています。題名が悪かったのでしょうか?
デビュー8ヶ月でミリオンセラー
どんなときも。

1991年6月リリース。シングル最大のヒット曲。
1991年6月公開の、映画「就職戦線異状なし」(織田裕二・仙道敦子出演。就活する大学生のストーリー)の主題歌募集に応募し、見事採用され、シングル発売となります。
翌1992年の高校野球(甲子園)の入場曲に選ばれ、1年以上に渡り、ロングヒットを続けました。
その後もCMなどに起用され、シングル累計販売は200万枚とも言われています。
元気をもらえるポジティブな歌だからこそ、人に受け入れられ、ロングヒットになったのでしょうね。
君の笑顔が素敵なら それでいいよ
冬がはじまるよ

1991年11月リリース。
サッポロビールのCMとともにヒットしました。
「去年のクリスマスにはケーキを売ってたけど 今年の僕にはコワイものは何もない」
1年前は一人ぼっち。
でも今年は彼女と一緒に過ごす冬。
寒くなっていく季節なのにウキウキする気分は隠せない。
という男の恋心を軽快なリズムとともに表現しています。
もう恋なんてしないなんて 言わないよ絶対
もう恋なんてしない

1992年5月リリース。
ドラマ「子供が寝た後で」(1992年4月~6月)の主題歌としてヒットしました。
男の失恋ソングですね。
「2本ならんだ歯ブラシも 1本捨ててしまおう」
出て行ってしまった彼女の「おみやげ」が、部屋のいたるところに残っている風景や、見え隠れする未練心や強がりが手に取るようにわかる、リアリティのある曲です。
「冬がはじまるよ」もそうでしたが、彼の曲は詩の内容のシーンが頭に浮かんでくる、
とてもイメージが伝わりやすい歌です。
具体的でありながらも、ドラマティックなところが人気の秘密かもしれません。
今までで一番素敵な恋をしようよ
No.1

1993年9月リリースのヒット曲。
元気の出るとてもノリのいい曲です。
最近では、2015年10月公開の映画「俺物語!!」の主題歌に抜擢され、リアレンジされたシングルが配信されました。
移転しました。(旧:音楽系まとめ速報) : 【動画】槇原敬之「No.1」リアレンジで『俺物語!!』主題歌に決定【No.1→Only 1→No.1】
だけど信じてる 信じてる
SPY

1994年8月リリース。3度目のオリコン1位となるヒット曲です。
浮気?二股?している彼女の現場を見てしまった男の何とも言えない心情を描いています。
「しゃれになんないよ なんないよ 悪い夢ならば 早めにさめて」
彼女が目の前で別の男とキスしている現場を目撃したら、、、ホント、「しゃれになんないよ」ってなって当たり前ですよね。
切ないながらも軽快なテンポで、微妙な男心を表したいい曲です。
ドラマ「男嫌い」(菊池桃子・山咲千里出演)の主題歌にもなりヒットしました。
僕のハートを盗んだ犯人は
モンタージュ

1997年10月リリース。
一目惚れのような突然の恋に戸惑いながらも、ときめきを感じさせる恋の始まりの歌です。
とても新鮮な恋の感じがいいですね。
ドラマ「恋の片道切符」(江角マキコ・稲垣吾郎出演)の主題歌になりました。
妖しきメロディ
Hungry Spider

1999年6月リリースのヒット曲。
ドラマ「ラビリンス」の主題歌になりました。
彼の歌の中ではとても珍しいラテン系の妖しいメロディです。
ちょっとむずかしいメロディですが、テンポもノリもいい歌ですね。
この歌の発売から約3か月後、彼はとんでもない事件を起こします。
槇原敬之 - Wikipedia
オンリーワン
世界に一つだけの花

言わずと知れた槇原敬之作詞作曲による、SMAPの代表曲であり、名曲ですね。
当初は2002年7月に発売されたアルバムに収録されていました。
SMAPのメンバーがこの歌を気に入り、いろいろなシチュエーションで歌ったり、ドラマの主題歌になったりしているうちに話題となり、2003年3月にシングルカットされました。
最近では、SMAPの解散によりまた売り上げが伸びて、300万枚を突破したようです。
あのような大きな汚点を残しながらも、数々の名曲を世に送り出し、ファンを喜ばせてくれた槇原敬之さん。彼はこれからも活躍をしてくれるでしょう。
もう2度とあのような暗いニュースが流れないことを祈りたいものです。