『ここヘン』で人気者になったゾマホン!高円寺のラーメン屋でスカウトされタレントに!

『ここヘン』で人気者になったゾマホン!高円寺のラーメン屋でスカウトされタレントに!

TBSの討論番組『ここがヘンだよ日本人』に出演し人気者となったゾマホン。故郷のベナンを愛する男で、駐日ベナン大使にまでなった。ビートたけしを尊敬しており、ベナン大使に就任するまではオフィス北野に所属し、ビートたけしの付き人やタレント活動をしていた。


討論番組『ここがヘンだよ日本人』に出演し、ブレイクしたゾマホン!

ゾマホン・イドゥス・ルフィン(Zomahoun Idossou Rufin)。
1964年6月15日生まれ。西アフリカのベナン共和国・ダサズメ出身。

幼少時にカトリックの洗礼を受けているカトリック信者でもあり、本名のルフィンは洗礼名である。

ベナン共和国出身のゾマホン

【活動期間】 1998年
【出身校】 上智大学大学院社会学専攻博士後期課程単位取得退学
【職業】 外交官、タレント、NPO法人運営者
【受賞】 JCI(国際青年会議所)より「世界最優秀青年賞」受賞、ベナン国民栄誉賞、社会貢献支援財団により、「社会貢献者表彰」受賞

討論番組『ここがヘンだよ日本人』に出演するゾマホン

ゾマホン 来歴

公務員の父の下、10人兄弟の末っ子として生まれたゾマホン。
ベナンは乳幼児死亡率が高い国家で、ゾマホンの兄と姉に当たる兄弟は、2人を残して皆ゾマホンが生まれる前に死んでしまったという。

厳格な父だったが、ゾマホンが15歳の時に過労による病気で急死。ゾマホンは父方の叔父の家に住まいながら中学校に通った。当時のベナンにおける義務教育は有料であったが、父が教育に熱心で貧しい生活ながらも力を入れて子ども達を小学校に通わせたため、ゾマホンは勉強好きになった。

成績は非常に優秀で、1986年に当時ベナン唯一の国立大学であった国立ベナン大学(現国立アボメ・カラビ大学)に合格したが、父親が既に他界していたため、学費はもちろん、文房具を買うお金にさえも困っていたという。

アボメ・カラビ大学キャンパス

ゾマホンは中学校で教えられた日本人のイメージが印象に残っていた。
人々はちょんまげで刀を差しており、”日本人による南京虐殺”などの情報も教えられ、日本に対し非常に野蛮な国のイメージがあった。しかし、同時に地下資源が豊富なベナンは発展途上国で、地下資源が少ない日本が先進国であることに疑問を抱き、やがて日本へ行ってみたいという気持ちにつながっていった。

大学在学中に漢字に興味を持ったことがきっかけで、再び日本に対する興味が湧き、1987年に中華人民共和国の北京語言学院(現 北京語言大学)に国費留学した(当時、ベナンと中華人民共和国との間に国費留学の制度があり、また、中華人民共和国は日本と比較的近いためである。日本との間にはそのような関係は当時まだない)。
ゾマホンは大学で学びながら、アフリカ諸国の特命全権大使の専属通訳、大使たちの車の清掃などのアルバイトをして得たお金を母国の親族に送金していた。大学では、中国文化と中国語を専攻し、孫文や孔子の思想を学んだ。

修士課程修了後、中国で知り合った日本人の友人を頼って、1994年、自費留学生として来日。
江戸川区・小岩の学旺日本語学校(現・東京日英学院)に通いながら、ビデオカメラの把手部品の製造工場での仕事、語学講師、引越し屋の手伝い等数多くのアルバイトをこなした。

午前中の学校以外の時間をほぼアルバイトに充てたため、睡眠時間は1日3~4時間、少ない時は1~2時間だった。食費を浮かすため、1日1食で過ごし、公園などの水のみで生活した時期もあったという。このような不規則な生活が影響し、胃潰瘍になったこともある。

また、留学の際に保証人となった高橋政昭に対し、非常に感謝をしている。
高橋の経営する工場でゾマホンが働いていた時、作業中に激しい眠気が襲い、左手の人指し指を切断してしまう。病院での入院費その他の諸費用は、全て高橋が負担した。
そのためゾマホンは著作の中で高橋を「私にとっての神様です」と敬しており、また、最初のページに「故・高橋政昭・氏に捧ぐ」と書いている。また、ゾマホンが「日本とベナンの間の掛け橋になりたい」という夢を掲げるようになったのも、高橋の影響であるという。

1997年2月、上智大学大学院博士前期課程(修士課程)に入学。修士論文のテーマは、「母国ベナンにおける初等教育復旧の問題点~日本と中国を比較して~」であった。

1999年に出版された「ゾマホンのほん」

稲川素子さん

ビートたけしを尊敬!

討論番組『ここがヘンだよ日本人』で共演したビートたけしを尊敬しており、その後オフィス北野に移籍。ビートたけしの付き人をしているので、テレビ画面に映る事がある。

また、従来「そのまんま東」の芸名を使用していた東国原英夫が、宮崎県知事に就任した2007年、本名で活動を行っていく方針を表明した際、ゾマホンが二代目「そのまんま東」の名前を襲名することが師匠のビートたけしより発表され、ゾマホン本人も同意した。
しかし、「そのまんま東」の芸名に関しては初代のイメージが強く定着していることや、本人も「ゾマホン」の名称が広く知られていることから、この襲名が一般に定着しているとは言い難い(たけしもテレビ番組ではゾマホンと呼んでいる)。

ゾマホンは映画監督・北野武の作品にも出演している(「TAKESHIS'」、「監督・ばんざい!」)。

近年でもゾマホンとビートたけしの親交は深い。ビートたけしの番組に、べナン共和国のヤイ・ボニ大統領がゾマホン駐日大使と出演した!

「ゾマホンのほん」の印税の全てと、自身のアルバイト等の働きを通して得た私財を通して、2000年4月、ボルグー県コロボロルに「たけし小学校」を開校。当然、校名の「たけし」はビートたけしから取られている。
2001年4月にはアタコラ県チチャクに「明治小学校」とボルグー県キカに「江戸小学校」開校。2003年9月にはコトヌー市に「たけし日本語学校」開校。たけし日本語学校では、日本語教育を行うだけではなく、文化交流や技術移転などを目的としている。さらには同校はすべて無料で授業を行っているという。

ビートたけしや所ジョージらはベナンを救う運動をやっており、2009年1月2日に放送されたクイズ$ミリオネアに出演したたけしは、賞金1000万円を獲得したらベナンに学校を建設するための資金として全額を寄付すると宣言しクイズに臨み、たけしは見事1000万円を獲得。応援団としてたけしの1000万円挑戦を見守っていたゾマホンは小切手を手渡されるとたけしを「神様です」と呼び、感激のあまり床にひれ伏した。

2009年4月19日に放送されたテレビ朝日系の特番ではたけしが子供の給食費としてタレントに1万円の寄付を呼びかけ(これで1年分以上の給食費になる)、その際、所の知り合いに作ってもらった子供の顔写真入りカードを渡した。

ベナンを援助するビートたけしと所ジョージらの特集

ゾマホンのエピソード

ゾマホン

討論番組『ここがヘンだよ日本人』でゾマホンを初めて見た時は、なんてうるさくて自己主張の強い人なんだと思ったが、実際の彼は誠実で、故郷ベナンを愛する男だった。
最近はテレビで見掛けることも少なくなったが、ベナンの発展に尽力しているのだろう。

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