トレパク(トレースしたパクリ)・模写・パロディ・オマージュな漫画・アニメ(おもしろ画像としてお楽しみください)

トレパク(トレースしたパクリ)・模写・パロディ・オマージュな漫画・アニメ(おもしろ画像としてお楽しみください)

漫画のパクリ問題に関しては、現行の著作権法(判例的)には、トレパクはアウト、ほかはギリギリセーフ・アウト(ケース・バイ・ケース)な運用がされています。そのままのコピーの一部と考えられる「トレース」の場合、トレース元の創造性の大小にかかわらず(著作権保護の範囲の広さにかかわらず)、著作権違反の疑いが強くなるようです。著作権違反は、もともと権利者本人の申し立てで類似性を検証するものなので、作者が違っていても出版社が同じ場合は権利自体を出版社が押さえてるケースが殆どなので、問題はたいてい起きません。また権利側とパクリ側がWIN-WINとなり両方が儲かるケースもあります。その場合、権利側は親告をしないほうが得です。コスプレは典型例でしょう。ケースバイケースなので一筋縄ではいかない問題ですね。


パロディ・模写・オマージュと思われる画像。オマージュ、パクリの線引きは難しいグレーゾーン。権利者の利害の考え方にもよる。柔軟な対応を。

構図だけでなくセリフも同じ。パロディの場合、そこまで一致させるのが大事ですね。

「ドラゴンボール」のパロディ「珍遊記」

「ドラゴンボール」の構図を参考にしたパロディ「珍遊記」

ピッコロ大魔王のパロディキャラの「ポックリ大魔王」

「写真のトレースは、70年代から漫画の基本的な技法として定着している。劇画系の写実的な漫画はほぼ100%、元の写真があるもの」

著作権は、権利者の親告罪(告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪)なので、権利者が何も言ってこなければ、OKという話でもある。

たとえば、スラムダンクによってバスケブームになる=結果としてNBAが儲かる場合、NBAは親告しないでしょう。

著作権問題はそういうWIN-WINな利害関係が当事者間に成立する場合もある。また、それを戦略的にやることもあるでしょう。

モノマネ芸人がモノマネすることでモノマネされたタレントの人気が復活することは有名な事例。

コスプレファン=アニメのコアなお客さんなので、認められるというケースもある。そのため、簡単な議論ではないわけです。

スラムダンクはNBAの模写と思われるカットは多い。これはOKであると判断したい。

スラムダンク・トレース疑惑

「黒子のバスケ」は、伝説的なバスケマンガ『SLAM DUNK』(集英社)からのパクリ疑惑が囁かれますが、アイデアが似ているというだけ(せいぜいオマージュ)の範疇だと思います。

素晴らしいシーンですが、練習や試合の直後に疲れ切って寝てしまうというのは王道の表現(スポーツに限らず、気遣って「寝かせておきましょう」というのはよく使われる表現)です。

「黒子のバスケ」が「SLAM DUNK(スラムダンク)」(参考元)をオマージュしているカット

ペンギンクラブ2006年3月号「きっずとれいん」とジャンプ2006年26号(5月29日発売)の「銀魂」

このペンギンクラブ2006年3月号「きっずとれいん」は、ジャンプ2006年26号(5月29日発売)の「銀魂」のネタ元なのは明らかでしょう。

参考というよりは、アイデアのパクリに近いですね。応用した感じ。

親告されていないので問題はないわけです。
親告罪なので示談も多いでしょう。両者間の利害問題なので、いろいろありますね。

ペンギンクラブ2006年3月号「きっずとれいん」

ペンギンクラブ2006年3月号「きっずとれいん」

ジャンプ2006年26号(5月29日発売)の「銀魂」

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セーラムーンとファッションブランド

トレースではなく、模写の範疇だと思いますが、ファッションブランド側が何も言ってこなければ、OKです。

世界的に大人気のセーラムーンの戦士が着ている=ブランドの宣伝(コラボレーション・プロダクトプレースメントの範疇)になると考えることもできます。

まあ、よい行いとは言えないのでしょうね。

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