ノーボディ(ゲイリー・ファーマー)は倒れて意識のないウィリアム・ブレイクを介抱する。
ノーボディは、先住民のはぐれ者で、白人の教育を受け育った。文学に精通している。
殺し屋を雇い、ウィリアム・ブレイクを追わせるディキンソン(ロバート・ミッチャム、奥の白髪男性)
自分が”お尋ね者”になっている張り紙を見つける。
インディアンの様相を呈してきたウィリアム・ブレイク
森を彷徨い、文明的な生活、意識から遠のいていく。
拳銃の腕前が飛躍的に向上し、殺しもいとわない。
デッドマン - 作品情報・映画レビュー -KINENOTE(キネノート)
河を下っていくカヌー。
段々と死期が近づいてきている。
さも現世との別れかの様に、大地から離れていく印象的なラストだった。
モノクロの映像が、生と死が入り組んだ世界観を象徴的に演出していた本作。
物語冒頭、汽車のシーンで白人たちがバッファロー狩りをする。
それはかつて実際に行われていたそうで、本作に出演しているインディアン・ノーバディ役のゲイリー・ファーマー(実際にネイティブアメリカン)が同作のパンフレット内で「白人たちがバッファローを撃つシーンは、バッファローは当時のインディアンの食糧を奪うために、実際、バッファロー狩りの乱獲と言うより殺戮があった」と述べている。
そうした史実を踏まえて本作を見直すと、より劇中のインディアンの死生観が際立って見えるかも知れない。
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