八木橋デパートが全国的に知られるのは「熊谷市温度計」
埼玉県熊谷市の八木橋デパート、知らず知らずのうちに見ていた人は全国にいることと思います。
正しくは八木橋デパート前に設置された、熊谷市の温度計ですね。
下記動画の30秒のところ、温度計が映る画面には「八木橋」と八木橋デパートのロゴが。

八木橋デパートのエントランス
埼玉県初、創業110年を誇る老舗「八木橋デパート」
埼玉県内初のデパートで創業110年を超える老舗「八木橋デパート」。
かつては外商の拠点を深谷市・羽生市・群馬県太田市に設けていました(現在は閉鎖)。
1974年~1980年までは熊谷市内の伊勢町、箱田に食品デパート「ヤギハシマート」も出店していました。

八木橋デパート(埼玉県熊谷市)
「八木橋デパート」創業からの歩み
1897年 初代・八木橋本次郎が熊谷市仲町に八木橋呉服店を創業。
1927年 株式会社に改め商号を「株式会社八木橋」へ。
1945年 空襲で店舗全焼、焼け跡を整備し約231m²の店舗を建設。

戦後間もないころの店舗
1971年 地下1階、地上7階の新店舗が完成し総面積1万8,900m²に。
1979年 外商部出張所を深谷市、太田市、羽生市に開設。
1989年 大規模な設備改修、総面積3万7,825m²に増床。
1997年 創業100周年。

1962年ごろの店舗
あの温度計設置の経緯は?

あつべえ
熊谷市は1990年代以降、夏の気温の高さが全国的に知られるようになり、2007年8月16日には岐阜県多治見市とともに国内で当時の観測史上最高気温となる40.9℃を観測。
また、月別最高気温や猛暑日数などの多くの最高記録が観測されてきました。
「猛暑の本場」として、メディアに取り上げられる頻度も高く、熊谷市はこの知名度を逆手にとってまちづくりに利用すべく「あついぞ!熊谷 熊谷新時代まちづくり事業」を展開しています。