八つ墓村
映画「八つ墓村」(1977年)
原作「八つ墓村」
まだ子供だった頃、この映画の「八つ墓村の、祟りじゃ!」というセリフは大流行していました。
映画(原作)は、ミステリー(推理もの)でホラーでないのに、とても怖かったのですが、もっと怖かったのは、自分が住んでいる中国地方での話…ということを知って子供の頃はよけいに恐ろしく感じました!
映画の方、金田一耕介が寅さんの渥美さんだったとは…!(古谷一行さんのイメージが強いので)。
この「八つ墓村」はまず、横溝さんが小説として書き、そして映画化、ドラマ化もされた有名な作品です。そして、また、これが本当の事件をベースに横溝さんが小説になさったことも驚愕の事実ですね!
「津山三十人殺し」都井睦雄・犯人
1938年(昭和13年)に岡山県苫田郡西加茂村大字行重(現・津山市加茂町行重)で本当に起こった事件です。津山というところは、山に囲まれた小さな、のどかな町です。昔こんな恐ろしいことが起こったとは…!
そして、この「津山三十人殺し」をベースにした映画は、「八つ墓村」以外にもあります。
丑三つの村
映画「丑三つの村」(1983年)
エンドレス・ワルツ
映画「エンドレス・ワルツ」(1995年)
この映画は借りてみましたが、哀しくて…。
実在した女優で作家の鈴木いづみさんとサックス奏者の阿部薫さんの、ひたむきに愛して堕ちていく狂おしくせつなすぎる物語です。
最後のエンドロールの時に、お二人のお子さんのお名前があって…よけいにせつなくなりました。
鈴木いづみさん、安部薫さん
いづみ(広田レオナ)と薫(町田康)