「巡恋歌'92」(1992年10月)
80~90年代になると、音楽シーンではドラマやCMタイアップによるヒット曲が多数登場。
こんな時代にも長渕は、曲の力だけでどれだけ売上を上げられるかに拘り、ラジオ放送以外全くのノン・タイアップで「巡恋歌'92」をリリース。
もちろん長渕自身の人気がベースにあったと思われるものの、14年前のオリジナル版はオリコンチャート100位圏外であったが、「巡恋歌'92」では1位を獲得。
アレンジが変更され、冒頭にハーモニカの演奏が追加、テンポが速くなりハードなエレクトリックギターの音色が加わりロック調へ変貌を遂げた。
その後も歌唱法・スタイルを変えていった長渕剛の、変わらない「巡恋歌」
夢のミュージシャンデビューをかなぐり捨ててでも自分の道を進む長渕剛。
否定的だった「ポプコン」に敢えて再挑戦してでも掴み取ったミュージシャンへの情熱。
そんな若き日の長渕剛を知ると、彼の歌唱法・スタイルへの拘りの変遷も、また別の気持ちで感じることが出来るかもしれない。
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