Virgin Killer
暴虐の蠍団
1977年に発売された5枚目のアルバム「暴虐の蠍団」のアルバム・ジャケットも、墓地で打ち合いをしている写真がテロを連想させるとして欧米では差し替えられています。
アルバム・ジャケット問題もさることながら、本作は看板ギタリストであるウルリッヒ・ロートのスタジオ・アルバムとしては最後の作品となってしまいました。
シングルとなった「暴虐のハード・ロッカー」をはじめ、素晴らしいプレイを披露しているだけに残念です。
Taken By Force
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 暴虐の蠍団~テイクン・バイ・フォース(デラックス・エディション)(完全生産限定盤)
1978年に初のライブアルバム「蠍団爆発!!スコーピオンズ・ライヴ」を発売した後、ウルリッヒ・ロートはスコーピオンズを脱退してしまいます。
同時に邦題に付けられていた「蠍団」という単語もこれ以降なくなります。スコーピオンズが商業的な成功を収めるのは80年代に入ってからですが、日本での「蠍団」の歴史とはウルリッヒ・ロートのそれといえるのかもしれません。
それでは最後にスコーピオンズの代表曲のひつと「Wind Of Change」を!