『大塚康生さん』ってどんな人?
高畑勲・宮崎駿監督が語る『大塚さん』とは
アニメーションの面白さ、動かすことの面白さを教えてくれた人だね。 やればやるほど動きのことがわかってくる。(中略) その入り口を教えてくれたのが大塚さん。
DVD『大塚康生の動かす喜び』(ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル)宮崎駿監督 インタビューより
高畑・宮崎両監督の絶大な信頼を得ている大塚さん。
とても興味のわく人物です。その人となりを、少年時代から振り返ってみましょう。
機関車に夢中だった少年時代
宮崎駿の"師匠"の原点は蒸気機関車だった | 旅・趣味 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
子どもが描いたとは思えないほど正確なスケッチ
機関車から学んだ『作動原理』の重要性
大塚さんが、数多くの蒸気機関車を描くことで強く学んだことがあります。
それはどんなものにも、動くためには「作動原理」や「構造原理」が働いており、それをきちんと知って描かないと納得のいく絵が描けないということでした。
特に蒸気機関車は、この「作動原理」がむき出しです。
大塚さんはスケッチしながら、どうやって動くのが目の当たりにして覚えてきました。
これは機械だけでなく、人間の動作にもあてはまることです。
この経験は、アニメーターになってからの大塚さんの仕事を支える、大きな柱となりました。
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