さだまさし、「鬼平犯科帳」で白玉売りとして出演決定!!
歌手のさだまさしが、フジテレビ系時代劇「鬼平犯科帳 THE FINAL 後編 雲竜剣」に出演することが明らかになった。
数多くの視聴者を魅了し続けてきた「鬼平犯科帳」シリーズは、今年12月の2夜連続放送(前編・後編)をもって、いよいよファイナルを迎える。

さだまさし、「鬼平犯科帳 THE FINAL 後編 雲竜剣」に出演!!
さだが演じるのは、町中の白玉売り。原作を何度も読み返すほど、生粋の「鬼平犯科帳」大ファンで、オファーを聞いた際には、「出るに決まっているだろ!」と即答。
本編では、中村吉右衛門演じる長谷川平蔵が白玉を買おうと立ち寄るシーンで登場する。
さだは、自ら売り声名人・宮田章司のもとに出向き、当時の白玉売りの売り声を学ぶなど、1か月ほどの入念な役作りを行ったという。
実際に出演したさだは「ちょっと通りすがるとか、その程度だろうなと思っていたんですが、セリフがあるとは(笑)。まさか、吉右衛門さんと絡むお芝居をさせていただけるなんて想像もしていないですから、台本をいただいた際にはちょっと震えましたね」と感激し、「撮影はイメージ通りに行うことができました」と胸を張った。

町中の白玉売りとして出演するさだまさし。
さらに、今回ファイナルを現場で見送ることについてさだは「ファンとしましては、大好きなプロ野球選手の引退試合を、ダッグアウトの中で見せていただいているようなものですね。送りバントもできなかったかもしれませんけど、数秒間でも出させていただいたことは幸せすぎ」と感激した。

ファイナルを現場で見送ったすさだまさし。
完結編のキャストには、吉右衛門の四女、瓔子さんの夫、尾上菊之助や橋爪功らが出演するほか、前編「五年目の客」は若村麻由美、谷原章介、渡辺大、後編「雲竜剣」では田中泯、中村嘉葎雄のベテラン陣がドラマを盛り上げる。
鬼平犯科帳
江戸時代後期、盗賊・凶賊たちから「鬼の平蔵」と恐れられた、火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を描いた池波正太郎の人気小説「鬼平犯科帳」(文春文庫刊)。1989年に中村吉右衛門主演でドラマがスタートして以来、2001年5月まで連続ドラマとして全137本、2005年2月放送の「鬼平犯科帳スペシャル 山吹屋お勝」から昨年12月放送の「鬼平犯科帳スペシャル 浅草・御厩河岸」まで単発のスペシャルドラマとしては12本、計149本を放送してきた。今回の前後編をあわせ、シリーズ通算150本目をもってついにファイナルを迎える。
『鬼平』の魅力について、さだは「良い人間がふと悪事に手を染めたり、本当は悪いヤツなんだけれどつい良い行いをしてしまったりと、人間が善悪のはざまで揺れる不可解さというものを、全部飲み込んでいる」と説明している。

鬼平犯科帳
さだまさし

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