怖い挿絵を描かせたら天下一品、イラスト界の巨匠・石原豪人
昭和30年~50年代に幼少期を過ごした少年少女であれば、石原豪人の名前は知らなくとも彼の描いたイラストは必ず目にしているというほど多くの絵を残した奇才のイラストレーター。
彼の描くリアルで妖しい劇画調のイラストは、多感な少年少女を震え上がらせ、「怖くて夜トイレに行けなくなった。」、「夢にまで出てきた。」という記憶を持つ人も多いはず。
怪奇・妖怪・怪獣・怪人など『怪』の付くもの全てを手掛けた石原豪人
後にエロ・SM・ホモ雑誌にまで活動領域を広げ、50年(挿絵画家としては40年)に渡って膨大な作品を送り出した奇才の正体と功績について紹介する。
石原豪人の挿絵・イラスト『怪』編
ネットも無く参考文献も簡単に手に入らない時代に己の想像力を頼りに、圧倒的な画力で膨大な『怪』を書き尽くした石原豪人。
その生々しい描画が頭から離れず、トラウマになった人も多いのでは?
そんな、石原豪人の妖怪・世界の怪物・巨大生物・エロ怪人・怪奇現象など、『怪』に関する傑作イラスト。
幽霊
猫又(ねこまた)
河童
女郎ぐも
天井さがり
九尾のきつね
歩く生首
えんま大王
等活地獄
幽霊
蛇女ゴーゴン
悪魔のわなにかかった父親
おそろしい首狩り族
恐怖の魔女狩り
高尾山に円盤が…!!
ノストラダムスの大予言
石原豪人の描く女性は、幽霊や妖怪であっても色気を感じるテイストになっているのが特徴的。
女性特有の柔らかそうな肉感の表現や、肌の露出の多さ、艶を感じる表情など、随所にエロスを感じさせられる。
色気の否定派である編集者からは、「色気をおさえてくれ」と注文されることが多く、本人は「だいたい僕から色気を取ったら何が残るんですか」とこぼしていたらしい。
石原豪人の挿絵・イラスト『???』編
石原豪人の想像力は常人が及ぶ領域を遥かに超えていた。
そのため、時折「ええ??」と思わせる誇張した描写や荒唐無稽な『ぶっ飛んだ』表現を用いた。
そして、それがまた少年たちの心を踊らせ、想像力を広げたのだった。
世界一の大めしぐい
人間のからだ
石原豪人(林月光)の挿絵・イラスト『エロ』編
石原豪人はエロの分野にも進出。
林月光(はやし・げっこう)の名義で官能小説やSM雑誌、女装雑誌への濃厚な挿絵も手掛けていた。
エロの分野でも作品に合わせ繊細なタッチ、荒々しいタッチを使い分けるなど、妥協なき姿勢を示した。
林月光(石原豪人)の『エロ』イラスト
林月光(石原豪人)の『エロ』イラスト
林月光(石原豪人)の『エロ』イラスト
林月光(石原豪人)の『エロ』イラスト
林月光(石原豪人)の『SM』イラスト
林月光(石原豪人)の『SM』イラスト
夕顔夫人
石原豪人(林月光)の挿絵・イラスト『ホモ』編
エロやSMへ進出した石原豪人だが、その勢いはとどまることを知らない。
女性のエロスを書くだけでは飽き足らず、男性同士のエロ・ホモにまで手を伸ばす。
ゲイ雑誌『さぶ』の中面や巻末には、林月光として読者投稿のホモ体験談を脚色して絵物語に仕立てた『月光・天狗劇場』も掲載していた。
「今昔男色寺」
「体臭」
板前と客?
こっ、この手は?
水面の下では…
石原豪人の挿絵・イラスト『マリオブラザーズ』編
マリオブラザーズ①
マリオブラザーズ②
マリオブラザーズ③