再結成も、またしてもレコード会社のマーケティングに誤りか
1991年、レコード会社の都合でELPは再結成され、1992年には「ブラック・ムーン」を発表。時あたかもアナログ・レコードからCDにとって代わられる時代。ELPは「リターン・オブ・ザ・マンティコア」という4枚組ボックス・セットのをリリース。
キース・エマーソンの利き腕手術
1994年には、新アルバム「イン・ザ・ホット・シート」を録音、リリース。しかし、キース・エマーソンがレコーディング直前に腕の手術を受けることとなり、録音に参加できなかった。そこで、キーボードパートがコンピュータ・プログラミングによる音声に依存することになった。そのためキース自身もこのアルバムの仕上がりには不満で、気に入らなかったようだ。
ELP再度解散の兆候
1995年以降は、一部ライブビデオがリリースされが、バンドとしての活動は事実上なくなったといっても過言でない。それが加齢によるものか、レコード会社のマーケティング・ミスによるものか、筆者は後者をとる。以後ノスタルジックな組み合わせで単発的なライブが行われた。
一夜限りの真夏の夜のライブ
また、2010年の7月には真夏の夜の夢。「一夜限り」の再々結成ライブがロンドンでとり行われる。しかしこれを最後に「今後はELPとしての活動は行なわない」とコメントした。
屋台骨キース・エマーソン、非業の死
ELPの消点
あれから6年、2016年3月10日米カルフォルニア州サンタモニカの自宅でキース・エマーソンは死体で発見された。長く患っていた心臓病に加え、十数年前の右手の手術後の調子が良くなく「完璧主義者のキースにはそれが堪えられなかった」と彼の人生のパートナーのマリ・カワグチさんがコメントされている。ロサンゼルス警察の検視結果は「自殺」。落胆の余りこれ以上の多くを語ることを控えさせていただく。故人の冥福を祈る。
死の直前とされる写真