野宮真貴、鈴木雅之と「渋谷で5時」でデュエット!
元ピチカート・ファイヴで歌手の野宮真貴が、8月31日にデビュー35周年記念アルバム「男と女 ~野宮真貴、フレンチ渋谷系を歌う。」を発売する。
そのアルバムに収録されるカバー楽曲「渋谷で5時」に、オリジナルアーティストの鈴木雅之が参加していることが分かった。

野宮真貴(左)と鈴木雅之(右)のツーショット
原曲は、1993年9月発売のアルバム「Perfume」の収録曲で、1994年1月12日 鈴木雅之初のマキシシングルにて、リメイクし、リリースされた。その後、1996年2月1日 鈴木雅之&菊池桃子 デュエットシングル「渋谷で5時」(Chocolate mix)でリリースした。
原曲は90年代中期の渋谷に対する鈴木の思いが形になったものだ。
鈴木は「渋谷が若者の文化の発信地という思いがあり、渋谷をアピールしたい思いで制作した」とコメントしている。
“元祖渋谷系の女王”の野宮との初競演に、鈴木は「こういう形でコラボレーションできたのは、運命的なこと」と感激した。
また、1993年には野宮もピチカート・ファイヴで「東京は夜の七時」を歌っている。
野宮は現在、コミュニティFM「渋谷のラジオ」で毎週月曜17:00~19:00のプログラム「渋谷のラジオの渋谷系」のパーソナリティを担当しており、エンディングで「東京は夜の七時」を流すならばオープニングは同じ待ち合わせソングの「渋谷で5時」しかない、と鈴木にラブコールを送り、今回のカバーに結びついたという。
同曲にはフランスのアーティスト、クレモンティーヌも参加している。
アルバム発売に先駆け、ユニバーサルミュージックのYouTube公式チャンネルにはレコーディングの様子を収めたダイジェスト映像がアップされた。
アルバムには、クレイジーケンバンドの横山剣やカジヒデキらが参加している。全9曲。昨年11月に行われたライブの録音盤との2枚組みとなっている。
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