1987年、両シリーズの後継モデルであるFS-A1FとHB-F1XDが登場!!
MSX2(エムツー)ユーザーの多くが、このいずれかの機種をもっていたのではないでしょうか?
この2機種でMSX2にもフロッピーディスク環境が整い、他PCからのゲーム移植が進み出しました。
そしてMSX2以降も「キーボード一体型の、安価なオモチャのパソコン」というスタイルが定着し、カートリッジスロット2つにFDD1台の環境が標準的なものとなり、ソフトウェアが出揃い始めました。
パナソニックのFS-A1F(定価54,800円)
ソニーのHB-F1XD(定価54,800円)
人気ソフト「イース」プレゼントキャンペーンなど、積極的なプロモーション展開を行いました。
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一方でこの頃、ソニー、パナソニック以外の多くのメーカーはMSX/MSX2規格からは撤退していきました。
ホビーパソコンの市場は既に8ビットから16ビットの転換期で、パソコンから撤退したメーカーや16ビットのAX規格にも参入するなどの方向転換がみられた時代でした。
またMSX1に対応するソフトも、ROMカートリッジで供給されるゲームを中心にMSX2+が登場する頃までは地道に作り続けられました。特にコナミなどには「MSX2に匹敵するグラフィック」を実現したソフトも。
MSX1・MSX2は合わせて、世界的には400万台が出荷されたと公称されています。
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