ドラクエ×田んぼ!ギネスコンビによる田んぼアートが実現!
世界最大として昨年9月にギネス世界記録に認定された埼玉県行田市の田んぼアート。
今年は「最も長く続いている日本のロールプレイングゲーム」としてギネスに認定された「ドラゴンクエスト」(ドラクエ)とのコラボが実現した。
今年はドラゴンクエスト誕生30周年ということもあり、様々なコラボで話題だが、田んぼとの組み合わせは非常に斬新であり、ギネスに認定されている両者による「会心の一撃」はインパクト大である。

ドラクエをデザインした田んぼアート=行田市小針
上記画像に見える白や黄色も、米で再現されている。
品種は「白いかがやき」、「ゆきあそび」、「黄大黒」などいずれも観賞用の米である。
水田は、行田ハス(古代ハス)で知られる同市小針の「古代蓮(はす)の里」の東側約2.8ヘクタール。
6月に市民ら延べ約1500人が参加し、緑や白、黄、黒、オレンジなど9品種の稲を植えた。ドラクエのほか、行田ハスのデザインも加わった。
また、田植えにはドラクエの生みの親である堀井雄二さんも参加している。
休日と重なった日には約2300人が訪れ、大盛況だった。
古代蓮会館の展望タワー展望室から田んぼアートが眺められる。
高さ50メートルからの眺めは荘厳だったのではないだろうか。
ちなみに直行のエレベーターは2時間待ちだったという。
近年、盛り上がりを見せる田んぼアート!
近年、多くの自治体が「田んぼアート」に挑戦している。
「田んぼアートの村」と名乗る青森県田舎館村の「シン・ゴジラ」、栃木県小山市は「鉄腕アトム」と「ジャングル大帝」「ブラックジャック」の田んぼアートを披露し、大人気となっている。

青森県田舎館村は映画「シン・ゴジラ」の田んぼアート!

栃木県小山市は手塚治虫「ブラック・ジャック」の田んぼアート!
ドラクエ 生みの親「堀井雄二」 プロフィール
1954年1月6日生まれ。兵庫県洲本市(淡路島)出身。兵庫県立洲本高等学校、早稲田大学第一文学部卒。愛称は「ゆうてい(ゆう帝)」。
ゲームデザイナー、ゲームクリエイター。アーマープロジェクト代表取締役。ドラゴンクエストシリーズの生みの親として知られる。

堀井 雄二(ほりい ゆうじ)
雑誌ライターや劇画原作者などの仕事をしていたが、1982年にエニックスが開催したパソコンゲームのプログラムコンテストに入賞、本格的にゲーム制作を始める。
1986年に「ファミコン初の正統派RPG」である『ドラゴンクエスト』を発表。同作品はシリーズ化され、1988年に発売された第3作『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は社会現象と呼ばれるほどの人気を獲得した。

シリーズ第1作 「ドラゴンクエスト1」