アーノルド・シュワルツェネッガーが、ボディビルダー時代の体験をモチーフにしたドラマをプロデュース
映画『ターミネーター』シリーズの人気俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが、ボディビルダー時代の体験をモチーフにした半自伝的なテレビドラマシリーズ『Pump(原題)』をプロデュースする事が明らかになった。ドラマ『Pump』はCBSテレビジョン・スタジオのもと、8話構成で制作されるという。
シュワルツェネッガーは、映画『ローン・サバイバー』(2014年公開)のジョージ・ファーラ、映画『エベレスト3D』(2015公開)のランドール・エメットらと共に製作を務める。

ボディビルダー時代の体験をモチーフにしたドラマを製作するアーノルド・シュワルツェネッガー。
同ドラマは、1973年のベニスビーチを舞台に、ボディビルダーたちによるフィットネスムーブメントの創生期が描かれる予定で、映画『バスケットボール・ダイアリーズ』(1996年公開)で脚本を担当したブライアン・ゴルボフがショーランナーとして脚本家チームを率いることになる。
製作総指揮に名を連ねるシュワルツェネッガーは、「最初にブレインストーミングをしたときから、『Pump』がヒットすると確信していました」と自信満々に話すと、同作の魅力について「いまではジムに通ったり、フィットネス文化が当たり前になっていますが、すべてはベニスビーチの小さなジムで、個性豊かなボディビルダーのグループがサブカルチャーとして始めたことなんです」と説明し、さらに「1970年代は僕にとってもアメリカにとっても、強烈な個性のある変化の時代でした。その強烈な個性を『Pump』の重層的な物語と深みのある登場人物達と共に、お茶の間にもたらすことを心待ちにしています」とドラマに対する熱い意気込みを語った。

現在のアーノルド・シュワルツェネッガー。
(Pumpの解説)
ドラマは、20歳でミスター・ユニバースの栄冠を手にしたシュワルツェネッガーが、渡米後にベニスビーチのジムで体を鍛えていた頃の体験をベースにし、1973年という時代を背景に、ボディビルダー達の人生や、彼らがアメリカのフィットネス業界に与えた影響や功績、葛藤などを浮き彫りにするストーリーで展開される。
ボディビルダーとして名を馳せていたアーノルド・シュワルツェネッガー
シュワルツェネッガーは、アクション俳優や政治家になる前は、ボディビルダーとして名を馳せていたことで知られている。

米カリフォルニアのベニスビーチでボディビルダーとして活動していた頃のシュワルツェネッガー。

15歳でボディビルをはじめ、20歳でミスター・ユニバースとなる。
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1970年に映画デビューし、1984年の「ターミネーター」でスターの地位を確立。以後トップ俳優として活躍。

2003年には、カリフォルニア州知事に立候補し、レーガン元大統領に次ぐ2人目の俳優出身のカリフォルニア州知事となった。
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