ボディビルダー・角田信朗!国内デビュー戦で3冠達成!
格闘家でタレントの角田信朗(54)が、大阪市内で10日に行われたで「2016年ボディビルフィットネス選手権大会」に出場し、優勝した。
昨年9月の「日本グアム親善 ボディビル選手権」初出場初優勝に続き、国内デビュー戦となったボディビル大会で3冠の快挙を成し遂げた。

ボディビル大会で優勝した角田信朗(かくだ のぶあき)
午前に行われた男子マスターズ50歳以上級の参加者は20人。
予選審査を通過し気合を入れ直し決勝審査へ。フリーポーズの60秒では切れのある空手ポーズを次々に決め、宣言通り優勝。その後の各年代別優勝者から選ばれるオーバーオールの部でも優勝しマスターズ2冠を達成した。
角田は「勝つと決めて頑張ってきた。やることは全てやった。苦しかっただけに、この結果はうれしい。ほっとしています」と話しクラス別への準備に入った。

角田信朗
角田は、前述の昨年9月に行われた「日本グアム親善 ボディビル選手権」で初出場初優勝を成し遂げた際のミドル級決勝で、「芸術的なポーズを披露します」との宣言通り、03年米映画「ラストサムライ」の挿入曲「レッド・ウォリアー」に乗って“武士道”をテーマに独創的なポージングを決め、同級グアムチャンピオンを抑え優勝の栄冠に輝いていた。
そして、この日の決勝でも"お馴染み"の「レッド・ウォリアー」を「優勝の験担ぎです」として使用し、優勝した。
「クラス別はチャレンジ。午前の優勝でモチベーションが上がった」と語る通り、男子75キロ超級でも得意の空手ポーズで会場を席巻、見事優勝しトータル3冠に輝いた。

年齢を全く感じさせない、筋骨隆々の立ち姿!

もちろん後姿も決まっている!
K-1黎明期を支えた角田信朗
かくだ のぶあき。
1961年4月11日生まれ。身長171cm。大阪府堺市出身。
奈良県立生駒高等学校、関西外国語大学外国語学部英米語学科卒。
正道会館最高師範(六段)。
K-1には黎明期から関わり、K-1競技統括プロデューサー、レフェリーを務めた。
また、現在はタレント・俳優・歌手としても活動している。

空手家であり、K-1ファイターとしても有名だった!
子供の頃は病弱でいじめられっ子であった。小学生の時クラスの番長にいじめられていたといい、その反動から空手を習う様になる。
中学時代に少林寺拳法に入門。この時に学んだ蹴り等の技術が後に役立ったという。少林寺拳法は二段を取得。
その後、高校2年の時に極真空手の芦原道場奈良支部入門。関西外国語大学進学後、兄弟子・石井和義の独立(正道会館)を支える。大学では実戦空手同好会の主将を務める。
大学卒業後、サラリーマン(不動産業)、ラーメン屋店員として働きながら、正道会館神戸支部長として空手を続ける。その後、神戸支部長の座を後輩に譲り、本部道場の職員となり師範代となった。
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