「ぼ、ぼくは、お、おむすびが、好きなんだな!」山下清・ドラマ裸の大将放浪記!

「ぼ、ぼくは、お、おむすびが、好きなんだな!」山下清・ドラマ裸の大将放浪記!

1980年から1997年まで放送されていた人気シリーズ、ドラマ「裸の大将放浪記」。日本のゴッホと呼ばれた画家・山下清の放浪が基になっていたヒューマンドラマ。山下清がおむすびを食べるシーンも印象深い名作ドラマだ。


山下清をモデルにしたドラマ「裸の大将放浪記」

1980年~1997年。フジテレビや花王名人劇場、花王ファミリースペシャル枠で放送。

画家・山下清(配役は芦屋雁之助)をモデルとしたドラマ。

八幡学園の施設職員に追われながらも、シャツに短パン姿で方々の地元民におむすびを貰いながら隠密旅をする。そして、去り際には絵を残し「山下清」であることをカムアウトする水戸黄門ライクなドラマ。

「裸の大将放浪記」 山下清役の芦屋雁之助(あしや がんのすけ)

芦屋雁之助 裸の大将放浪記 A(DVD全7巻/分売可能)《品切》

雁之助版は前期と後期に分けられている理由として、雁之助が「50になって裸になるのはしんどい」と言って降板を申し入れた。それにより1983年放送13回目で一旦終了し、ストーリー上でも清が亡くなるところで前期が終わる。

視聴者から続編が待望され、熱い要望を受けたこともあり、雁之助さん自身、知人から助言を受け、がんばろうと考え直されたことから続編が製作された。
翌1984年10月に復活。13回目で死亡した前期とはストーリーを変え、清が天才画家として有名になったところから始まる。1997年まで放送された。最終回は放浪癖をやめて、八幡学園に戻ったところで終わっている。

芦屋雁之助演じる山下清の大好物は「おむすび」!

本作のキーアイテムに「おむすび」がある。
毎回のように山下清は舞台となった土地の人に、おむすびを恵んでもらっていた。
その台詞は下記のようなものだったと思う。

言い逃れの嘘(方便)だった!

「焼きおにぎり」の回もあった!

行き倒れていた清は、醤油工場の娘・和美(河合奈保子)に拾われる。
病身の父(藤岡琢也)の代わりに和美が取り仕切る工場。
伝統の手作り醤油が自慢だが、業績は厳しい状況。
そんな時、融資をしている銀行が、他社への吸収合併を持ちかけてくる。

不利な契約をしようとする合併先の社長に、醤油の味を確認してもらう。
なんとか味の素晴らしさを認めてもらい、危機を脱した。

山下清は工場の手伝いが上手く出来ず、怒られたりする。
しかし、自慢の醤油を塗ったおにぎりを食べる事が出来た。

焼きおにぎり

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裸の大将 67話 和歌山風・清の焼きおにぎり!では、醤油工場が舞台で棒におにぎりを刺して焼くシーンがあった。

ランニング姿に半ズボン、リュックには傘が入っていた!

清は「ルンペン(浮浪者)」として扱われ、身なりは短く刈り込んだ坊主頭に白いランニングシャツ、ベージュの半ズボン、リュックに傘を入れ、スケッチブックを抱えているといういでたち。
冬には袢天を着ることもある。

お馴染みの一張羅!

八幡学園に連れ戻されたシーンでは、スーツにベレー帽といった服を着せられて、画家のようないでたちにさせられて管理されているそうだ。

ドラマと実際の山下清の相違点

このドラマは、山下清という実在の人物をモデルにしているが、ドラマティックな展開を考慮した上で脚色されたもので、ドラマ化するにあたって、実在の山下とは異なるオリジナルの設定がある。

ドラマでは毎回、山下が旅先で貼り絵を作成することが決まりごとになっているが、実際の山下は放浪する際、画材道具やスケッチブックは持参しておらず、八幡学園に帰ってきた時に、印象に残った所を思い出し、1ヶ月もかけて貼絵にし、卓越した記憶力で日記も書いていたそうだ。
また、その貼り絵も自発的に作成するのではなく、施設のスタッフ(当時は「指導員」)に促されてからしか作業しなかったと言う。

この作品に登場する、山下清が実際に指導を受けていた知的障害児施設は昭和3年創設された「八幡学園(福祉型障害児入所施設)」であり、千葉県市川市に実在する。

山下清の人物像

※表紙は山下清本人

山下清―山下清放浪日記 (人間の記録 (98))

放浪の貼り絵画家。裸の大将。日本のゴッホとも呼ばれた。

1922年3月10日 東京都台東区浅草生まれ。
小学生の頃、級友からのいじめに遭い、その際ナイフで級友を傷つけてしまう。

1934年12歳の時に「八幡学園」に入園する。
学園が個々の園児に課した作業のひとつに「ちぎり絵(貼絵)」があり、学園の指導のもと才能を開花させていった。
驚異的な映像記憶力の持ち主で、行く先々の風景を、多くの貼絵に残している。特に、「花火」が好きだった清は、花火大会開催を聞きつけると全国に足を運び、その時の感動した情景を八幡学園や実家に帰ってから記憶を基に作品を仕上げている。花火を手掛けた作品としては、『長岡の花火』が著名である。


1939年1月大阪の朝日記念会館ホールで展覧会が開催され、多くの人々を賛嘆させた。

1940年18歳のときに突然学園を抜け出し、それから約15年半リュックひとつの放浪の旅へと出て行った。この記録は『放浪日記』(1956年)にまとめられた。

1971年7月12日 脳溢血が原因で49歳没。

山下清作品集

1981年には映画版も製作された!

1981年に株式会社現代ぷろだくしょんによって映画『裸の大将放浪記〜山下清物語〜』が制作された。
この作品では制作会社の作風も強く影響し、ドラマのようなメルヘンチックなストーリーではなく、清の生涯を追ったヒューマンタッチな作品となっている。
ドラマシリーズでは「短パンにランニングシャツ」が定番だったが、この映画での衣装は一部のみで、学園の制服、半纏、着物、裸にタオル一枚といった服装も登場する。

山下清役はドラマ版と同じ芦屋雁之助が務めた。
※少年時代は南沢一郎

映画版 DVD 「裸の大将放浪記 山下清物語」

芦屋雁之助は山下清本人とも対面!エピソード集

日曜の夜にほのぼの出来た心温まるヒューマンドラマだった「裸の大将放浪記」。
本作は非常に人気が高く、2010年代以降も再放送されている人気ドラマでもある。

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