それから…
ファーストアルバム、デビュー曲でいきなり大ヒットを飛ばしたザ・ナックは、その後も毎年、コンスタントにアルバムを発表しましたが、残念ながら売り上げは下降線をたどっていきます。
しかし、どのアルバムも素晴らしい出来栄えなんですよね。
良い曲が山のように詰まっています。
But the Little Girls Understand
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シングル・カットされた「ペイ・ザ・デビル」が不発、アルバムも振るわなかったため、当時は不当に低い評価をされていたサード・アルバム「ラウンド・トリップ」ですが、今日ではポップ・センス溢れる隠れた名盤として評価されています。
残念なことに本作をもってザ・ナックは、一旦解散をしてしまいます。
しかし!1998年に新メンバーとしてドラムにテリー・ボジオを迎え再結成をはたします。
その後も1991年「シリアス・ファン」、1998年「 ズーム 」とアルバムを発表し、ツアーも精力的に行っていましたが、2010年ダグ・ファイガーの死去により活動停止となりました。
Serious Fun
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Zoom
パワー・ポップ好きにはたまらない好アルバムばかりなのですが、再結成後はアルバムチャートに入ることはありませんでした。
それもこれも、デビュー曲の「マイ・シャローナ」が余りにも強烈なイメージを作ってしまったがために、その後正当に評価されにくかったのでしょう。
逆に言えば、それほどまでに「マイ・シャローナ」は素晴らしいということでしょうね。
いつ聞いても胸が高鳴り、つい踊りだしたくなってしまう「マイ・シャローナ」。
まさに、永遠の名曲といえるでしょう。