30周年企画!プロ野球交流戦で「ファミスタナイター」!
野球ゲーム「ファミリースタジアム(以下、ファミスタ)」が発売されて、2016年で30周年を迎えます。
プロ野球全球団やパルコのコンセプトショップ「ミツカルストア」とのコラボ等、盛り上がりを見せていますが、今度はプロ野球球団の公式戦でのコラボが実現しました!

ファミスタナイター!
今回、コラボする球団はパ・リーグの東北楽天ゴールデンイーグルス。6月10日に楽天Koboスタジアム宮城で開催される、日本生命セ・パ交流戦の広島東洋カープ戦において「ファミスタナイター」を実施します。
試合当日の場内ビジョンが「ファミスタナイター」仕様になり、ファミスタのBGMも場内で流れます。
また、試合中だけでなく、イベントもファミスタ一色に!
実際にファミスタで遊べる「ファミスタ in Koboスタ ホームラン競争」や、バッティングセンター型アトラクション「わくわくホームランチャレンジ」で使用されている、則本昂大選手の投球映像がファミスタバージョンに変身。

ゲームの中に迷い込んだよう!

わくわくホームランチャレンジ(通常時)
場内にて、プロ野球×ファミスタのコラボグッズに加え、「ファミスタナイター」のオリジナルグッズも販売します。
また、上記のステッカーとオリジナルTシャツ(チームカラーのえんじ色)がセットでもらえる、スペシャルチケットも販売中。限定300枚(大人は3500円、子供は2500円)となっており、イーグルスチケットから購入可能です。

数々のコラボグッズ!
来場者全員に「ファミスタ×楽天イーグルス オリジナルステッカー(全10種類)」をプレゼント。守備職人の藤田一也選手、守護神の松井裕樹選手など、10選手がファミスタ風にデザインされています。ステッカーはグッズを購入したりイベントへ参加することでももらえます。

来場者にはステッカーもプレゼントされます!
独自の野球ルールだったファミスタ!
基本的な野球のルールにほぼ準じていますが、特にファミコン版などでは複雑なルールは適用していません。作品によっては一部実際の運用と異なる扱いがなされることがあります。
具体例
・2人以上走者がいる場合の飛球のリタッチについて、飛び出していた他の走者が戻れずに3アウト目を取られるより前にタッグアップ(帰塁)していない走者が本塁に到達していても得点が認められません(本来は本塁に到達した走者をアピールアウトにして第3アウトに置き換えないと得点が認められるケースであるが、後の走者をアウトにした時点でプレイ打ち切りとなり、得点も入らない)。
・打球を弾いて取り損ねることがある(エラー)が、飛球やライナーを落としても故意落球は適用されません。
・四球がボールデッド扱いとなり、安全進塁権を得る対象でない走者が盗塁を企図していても元の塁に戻されます。
ファミスタシリーズには、元来インフィールドフライというルールが導入されていませんでした。
そのため、本来インフィールドが宣告されるケースにおいて、フライをわざと落球させてフォースアウトまたは併殺に追い込むことができます。
導入しない事について、企画者の川島健太郎は『ファミスタ64』開発当時のインタビュー(1997年)で、「難しいルールであるから、導入しない方が面白い」「(遊ぶ際の適用の是非については)プレイヤー同士で決めてほしい」という旨の発言を、シリーズ創始者であり同作品チーフディレクターの岸本好弘も適用の是非について「作り手が決める事じゃない」という発言をしています。
1992年のアーケード版『SUPERワールドスタジアム'92』で導入されて以降も、1996年発売の『ワールドスタジアムEX』で家庭用として初めて導入された一方、翌1997年発売の『ファミスタ64』など導入されない作品があります。

1992年登場のアーケード版ファミスタ『スーパーワールドスタジアム'92 激闘編』