狼の牙を抜かれたしまったヨーロッパを意識し始めた先駆者! カペラ(3代目 CB型)
1978年に登場した三代目カペラは色んな意味で凄かったわよ。それは、当時のマツダの代名詞の「ロータリー」との決別よ。そう、まさかの「レシプロ」のみのラインナップは当時物議をもたらしたの。
脱ロータリー? 三代目カペラ
初代 カペラ クーペ
だって初代カペラは、サバンナと並びマツダの看板車よ!?それがロータリーがないなんてショックだったわ。そして私の大好きな「クーペ」をやめて「ハードトップ」への路線変更に正直絶望すら漂ったわ。
サバンナ クーペ(RX-3)
でもこの時期は微妙な「ハードトップ」があったのも事実よね。「セリカ」もこんな形がなかったかしら?
二代目 セリカ (リフトバックを二代目とするならば三代目)
良いイメージがついていた車が大幅なフルモデルチェンジをするとこう言う事が起きるのよね~。でもね魅力もあったのよ!ハードトップとしては優秀な空気抵抗値を持っていたのよ!コードネーム「626」はファミリアの「323」に比べて印象は薄かったけど立派な国際派だったのかも知れないわね。
やはりこの横からのフォルムが個性的だったわ!
空前のヒットとなった五代目ファミリア
1982年に四代目カペラが登場するんだけどもうFFなの。だから、三代目カペラは最後のFR車だったわけ。そして、フォードとの提携が始まって行くの。「ロータリー」と言う牙は抜かれてしまったけどサムライの「魂」があった最後のカペラだったのかも知れないわね。今見ると斬新で勇気のある1台だったと思うわ!
四代目 カペラ
でも、三代目カペラは欧州車を意識したコンセプトだったらしいけど当時の欧州車で似たような形をした車がパッと思い付かないのは私だけかしら?もし浮かんだ方がいらっしゃったらコメント頂戴!
「国家に消された」迷車 ルーチェ レガート
1977年に発売された三代目「ルーチェ」。ロータリーエンジン搭載の4ドア高級車ね。なんとも言えないフロントマスクがゾクゾクするほどイカしてるわ!
三代目 ルーチェ レガート(前期)
ルーチェと言えば「広島のベンツ」と呼ばれてるのだけど、それは五代目ルーチェの事なのよね。外見もそうだったけど内装もしっかりしたクルマだったわ。
五代目 ルーチェ
三代目 ルーチェ レガート(後期)