まるか食品の「ペヤングソースやきそば」のCM
9代目桂文楽(当時の桂小益)が、1975年から1992年まで17年間CMキャラクターを務めた。
当時、寄席で『顔が四角い』ことをネタにしていたところ、まるか食品の丸橋善一社長が1人で桂文楽の元へ訪ねてきて『今度、四角いパッケージのカップやきそばを発売するからCMに出てほしい』と依頼し出演が実現した。
桂文楽は「最初のCMフレーズ案は『ペアでヤングなソースやきそば』だったんです。でも長いし語呂もよくなかったから、何度目かのテイクの時に『ペヤングソースやきそば』とやったら、『それいいね』となって商品名にも採用された。私が名付け親みたいなもんかな」と語っている。
まるか食品の『四角』へのこだわりは、当時主流だった円形パッケージを使用した他社の真似はしたくないという差別化と、「屋台の焼きそば」で使用されていた容器からの発想にからカップ焼きそばとして初めて四角いパッケージを使用したことが理由であった。
1992年、立川志の輔にバトンタッチ
立川志の輔&山田隆夫との共演スタイルが定着
2013年、マツコ・デラックス出演のバージョンが登場
初代CMキャラクター、桂文楽が復活!?
2014年12月の「ゴキブリ混入事件」から約5か月。まるか食品(群馬県伊勢崎市)が製造する即席麺「ペヤングソースやきそば」が2015年6月上旬に販売再開。