ウルトラマンの初期設定:『科学特捜隊ベムラー』『科学特捜隊レッドマン』

ウルトラマンの企画当初の名前は「ベムラー」。そして「レッドマン」へ。

『科学特捜隊ベムラー』の宇宙人ベムラー(渡辺明氏デザイン版)

成田亨版ベムラー初稿(青森県立美術館蔵)

ベムラー

レッドマン(初期ウルトラマンのデザイン)

ウルトラマン初期デザイン案の頭部

これらのウルトラマン初期デザインでの放送イメージはこうなる・・・

レッドマンのデザイン案

成田亨氏の「ウルトラマンの初期設定」

成田亨氏のウルトラマンの初期設定(青森県立美術館蔵)

成田亨氏の「ウルトラマン」

彫刻家の佐々木明氏が雛形(ひながた=マケット)と呼ばれる一尺(約30センチ)模型を制作する。

雛形に基づいた初期のウルトラマンのスーツ

成田亨氏の「ウルトラマン」

ウルトラマンのマスク
ウルトラセブン初期デザイン案

ロボットタイプのウルトラセブン初期デザイン案

ウルトラセブン初期デザイン案

ウルトラセブン初期デザイン案

ウルトラセブン 決定稿B案デザイン

ウルトラセブン頭部デザイン

マルサン商店のウルトラセブンシリーズ
『ウルトラマンA』は、当初の名前は「ウルトラA(エース)」だった。「ウルトラA」から「ウルトラZ」までの25個が、どこかに商標登録されていた

『ウルトラマンA』は、当初の名前は「ウルトラA(エース)」だった

いよいよはじまる「ウルトラA」・・・

まだ「ウルトラA(エース)」・・・
ウルトラマンレオの初期デザイン

ウルトラマンレオの初期デザイン

タロウの次はレオが地球に来る(小学館)

「タロウ」最終回に登場したバルキー星人は「ウルトラマンレオのNGデザイン」を悪者仕立てにしたもの

ウルトラマンレオのスーツデザイン
子供の夢を壊してしまうウルトラマン画像

撮影の合間にウルトラマンのマスクを脱いで素顔を見せる古谷敏氏の貴重なスナップ

撮影の合間にウルトラマンのマスクを脱いで素顔を見せる古谷敏氏

撮影の合間の帰ってきたウルトラマン

撮影の合間にくつろぐウルトラマンとウルトラセブン
1960年代の出版物では「ゾフィー」は「宇宙人ゾーフィ」と誤情報が独り歩きしていた
ビデオが普及していない時代なので、本編撮影時に講談社・円谷プロともにスチールを撮り逃していると、正確な描写が難しくなる。
また撮影前の設定情報を基に出版した場合も実際の放送内容と異なることも起こる。

『ぼくら』は、かつて講談社から発行されていた月刊漫画雑誌である。1954年12月創刊(1955年1月号)、1969年10月号で休刊。

宇宙人ゾーフィはウルトラマンの敵の怪獣で、ゼットンをあやつる。

宇宙人ゾーフィは力はないが頭は良い。ゼットンをあやつって大暴れする。

宇宙恐竜ゼットンは、宇宙人ゾーフィに操られている・・・という誤情報が掲載されている。

初期の円谷作品を支えたデザイナーの成田亨氏の「ゼットン」のデザイン決定稿

ゾフィーの解説は徐々に訂正されていくが、イラストはあいかわらず適当・・・

小学2年生8月号に、(発売は7月)、ウルトラマンの兄ゾフィーが誌面で紹介されます。憶測のイラストなので間違いが多い。

ゾフィーは「ゼットンに負けたウルトラマンを迎えにきたウルトラマンの兄」。ゾフィーが走って助けに来る・・・

カラータイマがゼットンに叩き割られるシーンは残酷すぎるとしてカットされた
実物と絵がぜんぜん違うウルトラ怪獣(当時本編写真がなくイラスト対応)

凶悪宇宙人ザラブ星人

本物の「凶悪宇宙人ザラブ星人」

ジェロニモン

1972年ごろ、写真のない怪獣にはフィルムのコマ焼きで対応する手法が確立されてくる。