あたる達は、面堂家に伝わる「鬼姫伝説」をヒントに映画を作っていた。
面堂家の庭に立つ樹齢300年の老木「太郎桜」は老朽化が進み今年の年越しは難しい。最後の宴。
しのぶの長いセリフの意味は分かりにくい。
冒頭他たびたび挿入される赤い目のネズミの集団、捨てられているテレビの画面が全部光り、ラムが映る・・・など理解不能な怪奇現象(思わせぶりなシーン)が起きます。
何かラムに異変が起こる予兆なのでしょうか。町自体、自然自体が絡んでくる予感を感じさせる展開です。
劇中劇も挿入されているので、現実・劇中劇シーン・夢・・・現実が分かりにくくなる構図です。理解が難しいストーリーになります。
劇の木を切るシーンに合わせて、実際に老木「太郎桜」を切るが・・・木から緑色の樹液?と泡が吹き出す・・かなり異常な現象
劇中劇シーン:鬼姫(演:ラム)の光臨
鬼姫を演じるラムの様子がおかしい。ラムの電流が弱っていく。
友引町には天変地異が降り注ぐ。トンボとセミ、昆虫の異常繁殖。トンボの複眼にラムの姿が映る・・・理解が難しい思わせぶりなシーンが続く。
ラムは体調を崩し超能力を徐々に失い、面堂やしのぶ、メガネ達はラムの存在を忘れかけてしまう。
地震が起こり、太郎桜のあった場所は盛り上がり、山となって頂上に水が入り込み、湖と化した。この大自然のいたずらは、いったいどういう意味なのか。
そして、ラムの写っていたはずの写真からも、ラムが消えていた。
ラムは飛べなくなり(超能力を失う)、そして角がなくなっている。
面堂が原因を探るため、祖父から『鬼姫伝説』の詳細を改めて聞き出し、あたるやメガネと共に太郎桜のあった山へと向かう。頂上の湖の底深くには、白骨化した鬼姫の遺体が沈んでいた。
頂上の湖の底深くには、白骨化した鬼姫の遺体が沈んでいた。
ラムは謎の道化師について行って失踪してしまう。ラムがたどり着いた先は、太郎桜のあったあの山であった。
面堂の未来の夢などが入り混じる。ラムが出現するが、消えてしまったり・・・いったいどうなっているのか・・・理解不能。
夢と現実が入り混じった友引町・・・夢オチ要素も入り混じり理解が難しいストーリーに。どこからが夢で、どこからが現実なのか・・・
面堂「夢が凍りついた・・・」
夢と現実が入り混じった友引町に翻弄される面堂達は、この世界を破壊することで元の世界に帰れると思い立ち、水乃小路家を巻き込んで無為な内戦を始める。
巨大な胎児のような謎の存在「私は町(友引町)の記憶でしかない」
子供たち「遊ぼうよ、遊ぼうよ」
内戦は終わり、夜は明けた。走り続けたあたるは遂に倒れる。「元の世界へ帰りたい」と疲れ果てた面堂やしのぶ達が願った、翌日の朝凍り付いた夢は崩れて行った。同時に一同の目の前には、帰還したラムの姿があった。
町の記憶。町が意思を持つ。サクラ「町が見る夢か・・・」
ラム「ダーリン!」