のんきくん

ぴっかぴかコミックス版のんきくん
更にぴっかぴかコミックスは低学年向けをコンセプトにしていましたので、コマを読む順番が番号で表示されています。また、裏表紙に自分の名前を記入する欄があるのも特徴でした。
現在は発行されていません。

ストーリー

家族全員のんきです
1年中寝ていられるなんて、素敵ですよね。まさにスローライフ。

登場人物①のんきくん
仕事も勉強もろくにしてない一家でしたが、数年間のまず食わずでも平気で生きられるので、このスローライフhそんなに問題ではありませんでした。

のんきな主人公
好きな言葉は「寝る子は育つ」で、暇さえあれば常に寝ています。
のんきくんがお風呂に入った時、 浴槽に入ってから、まだ自分が服を着ていた事に気づくギャグがありました。
登場人物②パパ

実はエリートサラリーマン
パパは子供の頃「ポチ」という犬を飼っていたことがあり、長年パパの投げたボールを探していて戻ってこなかったのですが、コミックス2巻で久々に戻ってきました。ちなみにこのときポチがボールに書いたのんき一家の住所に千代田区と書いてあったのでのんき一家は一等地に住んでいたことになります。2月29日生まれで実際は40歳だがうるう年であるために自称10歳。作者の方倉がイラストを担当した『早おぼえ四字熟語』(小学館)でも、パパに似た人物が登場しています。
登場人物③ママ

実は小学校教諭
作者の方倉がイラストを担当した『ドラえもんの学習シリーズ・すらすら作文が書ける』(小学館)でも、ママに似た人物が登場しています。
登場人物④釣り堀のおねーちゃん

特大ケーキを100円で売ってくれても、それを運ぶ台車を10万円で売るお姉さん。
遊具が全部しょぼいサギみたいな遊園地を作って、
お姉さん「入場料は100円です」
のんきくん「安い!」
お姉さん「でも・・・退場料は1万円です」
ドピュー
ドピュー!

とりあえず、家族みんながのんきすぎて、お互いののんきっぷりを見て、新喜劇ばりにズッコケるのですが、のんき君は「ドピュー」という効果音とともにずっこけ飛んでいくのがお約束でした。
ドピュー!グッズもありました


懐かしい!!この、のんきくんお財布は私も小学生の頃持っていました!!!
お母さんとお買い物に行くときにいつも持って出かけていて、ぶら下がっている亀のところを癖でいじっていました。この写真を見た瞬間、手触りとビニールの臭いを思い出しました。実家に帰ればまだあるかもしれません!あぁ、ノスタルジー!!
作者・方倉陽二
方倉先生は、ドラえもんでおなじみである、あの藤子スタジオの在籍期間がとても長く、チーフアシスタントも務めていましたた。『ドラえもん百科』等『ドラえもん』関連の作品も多く描いています。藤子不二雄からの信頼も厚かったそうです。また、「方倉(カタクラ、もしくは片倉)」という名前は藤子不二雄作品の中で人物や看板などの名前にも使用されています。

多くの方がドラの学習マンガを手がけているのですが、方倉先生の書いたドラえもんは、方倉ドラという作品だ!と、いう気がするくらい、ずば抜けて異彩を放っています。
藤子不二雄ファンサークル ネオ・ユートピア: 【カタクラ☆夢☆プロジェクトより】方倉陽二作品提供のお願い
現在は中古も手に入りづらいようです。実家の押入れを探してみたら、出てくるかもしれませんよ!!探してみてください!