『クーロンズ・ゲート』(1997年・PlayStation)「超級風水師」(主人公)が四神獣の朱雀・玄武・白虎・青龍の見立てを行い「九龍城」の風水を正す。

『クーロンズ・ゲート』(1997年・PlayStation)「超級風水師」(主人公)が四神獣の朱雀・玄武・白虎・青龍の見立てを行い「九龍城」の風水を正す。

『クーロンズ・ゲート』は3Dダンジョンやターン制のバトルなど「RPG」要素がかなり強いアドベンチャーゲームです。本作の持つ独特(奇妙)な世界観に魅了されるゲーマーは多く、PlayStation(プレイステーション)を代表するカルトゲームとして必ず名前が挙げられるタイトルの一つとしても知られています。このカルトな『クーロンズ・ゲート』をおさらいします。


プレイヤーは胡同(フートン)内の鬼律を視認できない。
鬼律と戦うには、それに接近することで生じる画面上の「揺らぎ」(鬼律の発する邪気)を頼りにして居場所を特定する必要がある。

鬼律と遭遇した場合、その鬼律の持つ属性と相克する属性の邪気をぶつけるか、鬼律の持つ邪気を全て吸収することで鬼律を退治することができる(一般的なRPGに見られる戦闘システムとは、大分異なったものになっている)。

鬼律の攻撃で気力がゼロになるか、邪気吸収によって五属性全ての邪気が揃ってしまうとゲームオーバー。

『クーロンズゲート』の風水バトル。「鬼律」(グイリー)を退治する

中国の陰陽五行思想である木、火、土、金、水の5つの属性が軸となっています。

鬼律と遭遇した場合、その鬼律の持つ属性と相克する属性の邪気をぶつけます。

鬼律「澡盆腿家姐」(ザオペンテュイガーゼ-)との風水バトル

複数の属性を持つ鬼律も多い。

鬼律を物に戻していきましょう。

アイテムバトル:双子師四天王などボスクラスの敵と(敵の弱点となる)アイテムを使用して戦う

双子師(ふたごし)
オールド・スネークの下層構成員。青白い顔の不気味な仮面をつけ、双子の力(鳴力)を集めるべく暗躍する。「双子屋」での双子登録受付など事務的な作業のほか、街なかの不穏因子を脅して回るなどチンピラじみた仕事もこなす。

双子師(ふたごし) オールド・スネークの下層構成員

双子と鳴力(ミンリー)
妄想と並ぶ大きなファクターとして双子の存在もある。日本においても古来から双子の間には不思議な共鳴があるとされ、お互いの居場所を感じあえたり、片方が怪我をするともう片方の同じ部分に痣が現れるなど、不可思議な話が多く存在する。

クーロンズゲートにおいてはその力を鳴力(ミンリー)と呼び、奇跡を起こす不思議な力として人工的に双子を作るようなプロジェクトも存在している。
出典 クーロンズゲート - Wikipedia

オールド・スネークの双子師四天王のひとり「霊師(リンシ)」

巫師(ウーシ)
声 - くじら
双子師四天王のひとり。派手なメイクと装飾を施している。

巫師(ウーシ)

ボスクラスの敵と戦う場合、邪気の代わりに弱点となるアイテムを使用する特殊な戦闘方式になる。通常はターン方式だが、この場合アイテム欄を開かない限り一定時間毎に攻撃を受け続けるセミリアルタイム方式に戦闘システムが変わる。ボスは正しいアイテムさえ使用すれば容易に倒すことが可能で、“正解”となるアイテムのヒントは探索パートなどで得られる様になっている。

『クーロンズゲート』の最終目的:四神獣「朱雀」「玄武」「白虎」「青龍」となるべき存在を探し出し、正しい見立てを行うことで風水を正す

「九龍城」の中の町を探索していき情報収集していき、四神獣「朱雀」「玄武」「白虎」「青龍」の見立てを受けるべき宿命の存在を見つけ出す。

見つけ出したら、速やかに、神獣を見立てる道具「超級羅盤」を使って、四神獣の正しい見立てを行い「龍脈」を起こすことで風水を正していく。

神獣「白虎」の見立て:見立てを受ける存在は龍津路(リュウシンロ)の風水師である「スイジェン」

白虎の見立てを受ける人は龍津路(リュウシンロ)の風水師である「スイジェン」。ひとつの神獣を見立てるだけでは風水は起こせないので、残りの神獣の見立ても行わないといけない。

封印石を崩すことで「スイジェン」を開放し、白虎の見立てを行う。

神獣「朱雀」の見立て:見立てを受けるべき存在は「小黒の姉」と「小黒」

神獣朱雀の見立てを受けるべき存在は小黒の姉と小黒。
実は小黒は朱雀の見立てを受けられないように未来(1997年)に飛ばされていたのだ。

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