昭和の夏の風物詩・定番といえば「怪談」と「オカルト」(心臓の弱い方、このまとめはご遠慮下さい。)

昭和の夏の風物詩・定番といえば「怪談」と「オカルト」(心臓の弱い方、このまとめはご遠慮下さい。)

昭和の夏の風物詩のひとつといえば、やはり四谷怪談です。70年代の夏は怪談のドラマシリーズも多く、夏(お盆)の映画館は怪談と相場が決まっていました。情念や人間の感情の奥底にあるドロドロが表現されている昭和怪談の怖さ。70年代は「恐いもの見たさ」マーケットが大きかった。心臓の弱い方、お一人でご覧になる方は、このまとめはご遠慮下さい。


東京12チャンネル(現テレビ東京)「びっくり大集合」(1976-1977年)

昭和ホラードラマ『恐怖劇場アンバランス』(1973年)

円谷プロが『怪奇大作戦』に続いて製作した、本格オムニバスホラーの大人向け1時間ドラマである。

『ウルトラQ』の企画時のタイトルだった「アンバランス」を冠しており、円谷プロにとって原点回帰の意味も込められていた。『怪奇大作戦』では科学技術の内包する暗黒とそれを利用する犯罪者の恐怖が描かれたが、本作では日常や常識のバランスが崩れた不可解で理不尽な恐怖が題材とされた。

制作初期はオリジナル脚本によるオカルト路線だったが、後半は原作付きのサスペンス路線にシフトしていき、結果的に幅広い意味での恐怖が描かれることになった。
(出典:Wikipedia「恐怖劇場アンバランス」)

フジテレビ系列のテレビドラマ『恐怖劇場アンバランス』(1973年)

ゴールデンタイムでの放送を想定して1969年7月から制作を開始し、翌年3月までに制作は終了していた。

しかし、過激な恐怖描写のために「スポンサーが付きにくい」などの理由でお蔵入りになってしまう。フジテレビの五社英雄は、『アンバランス』と『ジキルとハイド』『無宿侍』の三本を五社英雄アワーとして3クールで売り込もうとしていたが、いずれもお蔵入りになっている。

結局、放送されたのは制作開始から3年以上経過した1973年で、しかも当初の予定とは異なり深夜枠での放送となった。
(出典:Wikipedia「恐怖劇場アンバランス」)

昭和ホラーが蠢く。『恐怖劇場アンバランス』心臓の弱い方、お一人でご覧になる方は、この『恐怖劇場アンバランス』はご遠慮下さい・・

1970年代のオカルト・怪談ブームを支えていた恐怖漫画・怪奇系児童書

デビューから3年後にUFOを目撃し、趣味でオカルトを研究。日本の心霊研究の第一人者となる。

初のヒット作『ルミちゃん教室』以後、初期は主としてギャグ漫画を書いていた。『忍者あわて丸』(テレビアニメ『ピュンピュン丸』の原作)、『空手バカ一代』などでもヒットを飛ばす。

後に『うしろの百太郎』や『恐怖新聞』などのオカルトホラー漫画で一大ブームを巻き起こした。

主に『週刊少年マガジン』(講談社)、『週刊少年サンデー』(小学館)、『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)や『週刊少年キング』(少年画報社)などで活躍。

オカルト、恐怖怪談系の作品の他にも、極真空手の世界を描いた『空手バカ一代』や本格的将棋漫画の草分け的存在となった『5五の龍』、様々な女性達の運命をリアルに描いた『女たちの詩』シリーズなど、TVドラマ化された漫画も数作ある。ギャグからシビアなもの、少年・少女向けから大人向けまでと、オールラウンドな漫画家である。

「恐怖マンガとしての表現」の範囲でエンターテインメント性を重視し、心霊研究に関しては、単なる興味本位の「心霊スポット巡り」や「狐狗狸(こっくり)さん」といった、霊を弄ぶような行為に警鐘を鳴らし続けた。「先祖を大切にする事」「守護霊の存在」といった内容を漫画作品や執筆、時には出演したTV番組や講演などで常に訴え続けてきた。また「超能力・霊能力」の実証研究や分析もしている。

将棋アマ4段、スキー1級、書道三段、催眠術、空手、剣道、浮世絵春画など多趣味で知られている。特に将棋については『5五の龍』他の作品に見られる通り造詣が深い。
(出典:Wikipedia「つのだじろう」)

漫画家、心霊研究家の「つのだじろう」の恐怖漫画

つのだじろうの恐怖漫画『うしろの百太郎』 1970年代のオカルトブームの火付け役の1つ

主人公・後一太郎が、主護霊の「うしろの百太郎」に導かれながら、様々な心霊体験をする。1970年代のオカルトブームの火付け役の1つであり、つのだじろうの代表作。

つのだじろうの恐怖漫画『うしろの百太郎』 主人公・後一太郎

つのだじろうの恐怖漫画『恐怖新聞』 1970年代のオカルトブームの一端を担う今でも人気が衰えない名作恐怖漫画

つのだじろうによる恐怖漫画作品。『週刊少年チャンピオン』誌(秋田書店)において、1973年から1975年まで連載(全29話)された。

1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まる「恐怖新聞」によってもたらされる、不幸な未来の恐怖を描く。

主人公・鬼形礼にまつわる長期的なストーリーと、鬼形が狂言回しとして登場する独立した短編作品からなる。

1970年代のオカルトブームの一端を担い、アニメ、ビデオ、ゲームソフト、映画、パチスロ機、電子ブックからタイピング練習ソフトまで様々なメディアでリメイクされ続けている。

つのだじろうの恐怖漫画『恐怖新聞』

中川翔子さん「地球にいるすべての子供たち、みんなかならず楳図かずおさん水木しげるさんつのだじろうさんの漫画をまずすべて読んでくだしぃー」

タレントの稲川淳二は、本作の大ファンであると明言している。

稲川は「誰だって未来のことが分かる予知能力には憧れるが、知りたくない恐怖、知ってしまう恐怖ということを忘れがちだ。

『恐怖新聞』は見事にそのツボを突いている。

「この新聞を読むごとに、百日命が縮まる」というのは、幽霊が怖いとか、半分崩れた血まみれの顔が振り向いたとかいうのより、はるかに恐ろしいじゃないですか。

そしてそんな怖さの中で、「それはないだろう!」と思わせるほど、一瞬突き放してしまうところがさらにすごい。

それでいて「あれ、まてよ、どこかであったよな、こんな事件」と気づかされることで、読んでいる側の怖さは倍増する」と評している。

本作の大ファンであると明言しているタレントの稲川淳二さん「誰だって未来のことが分かる予知能力には憧れるが、知りたくない恐怖、知ってしまう恐怖ということを忘れがちだ。『恐怖新聞』は見事にそのツボを突いている。」

漫画家の藤子不二雄Aは、「『恐怖新聞』を読んでいると、なんともいえぬ奇怪な気持ちに襲われる。一応主人公の鬼形くんの体験したエピソードとして毎回終わっているが、その回その回の霊的存在が消えずにズーッとあとに残るのだ。これがどうにもコワイのだ。

目に見えない心霊の次元を描いているのに、すごくリアリティーが強く具体的に重くのしかかってくる。これはまさに霊的能力者のつのだじろうが心霊的感知をした世界を、漫画家であるつのだじろうを通じて発表したレポートなのだ。だからこれだけの迫真力があるのだろう」と評している。

漫画家の藤子不二雄A先生「『恐怖新聞』を読んでいると、なんともいえぬ奇怪な気持ちに襲われる。」

僧侶の織田無道は、「霊が配達する新聞を読む、それを否応なしに読まされて命が縮まるという『恐怖新聞』の設定は、つまり主人公が特定の霊に取り憑かれたことを意味し、その脅迫感が「恐怖」の根源となっている。

特定の霊体に憑かれて命を縮めるというケースは大いに有り得ることだが、そのためなおさら興味を持って読めるようになっている」と評している。

僧侶の織田無道さん「霊が配達する新聞を読む、それを否応なしに読まされて命が縮まるという『恐怖新聞』の設定は、つまり主人公が特定の霊に取り憑かれたことを意味し、その脅迫感が「恐怖」の根源となっている。」

怪奇系児童書「ケイブンシャの大百科」、講談社「ドラゴンブックス」」ほか

ミステリースポット・心霊写真・怪奇現象・妖怪などたくさんのオカルト・怪奇系児童向け大百科が出版されました。

ケイブンシャの大百科シリーズ

1980年代に入るとこの手の怪奇系児童書は急速に姿を消し、現存数も少ないため古書市場では高額のプレミア付きで取り引きされることも多い。

ケイブンシャの大百科シリーズ

ケイブンシャの大百科シリーズをはじめ、いろいろな出版社から心霊・オカルト・妖怪などの怖い本が出版された。

佐藤 有文(さとう ありふみ、1939年 - 1999年)は、日本の怪奇作家・オカルト研究者。1970年代に数多く刊行された怪奇系児童書を主に手がける。

佐藤有文「日本幽霊百科」(講談社・ドラゴンブックス)

佐藤有文「怪奇ミステリー」(学習研究社・ジュニアチャンピオンコース)

佐藤有文「お化けの図鑑」(ベストセラーズ)

小学校の図書館で人気があった「江戸川乱歩・少年探偵団」

シリーズ第一作目『怪人二十面相』

ポプラ社ポプラ文庫「江戸川乱歩・少年探偵団」シリーズ(昭和四十年代)

『少年探偵団全集』の新規全集配本は、乱歩最晩年の昭和39年以降、ポプラ社によって引き継がれた。

ポプラ社ポプラ文庫「江戸川乱歩・少年探偵団」シリーズ(昭和四十年代)

光文社の巻末広告「不死身の怪人、世紀の怪盗、変装の大名人、風のごとく現れ、風のごとく消えさる怪人二十面相と、名探偵明智小五郎の、しのぎを削る大智能戦!」

1.怪人二十面相/2.少年探偵団/3.妖怪博士/4.大金塊/5.青銅の魔人/6.虎の牙/7.透明怪人/8.怪奇四十面相/9.宇宙怪人/10.鉄塔の怪人/11.海底の魔術師/12.灰色の巨人/13.天空の魔人/14.魔法博士/15.黄金豹/16.妖人ゴング/17.サーカスの怪人/18.魔法人形/19.夜光人間/20.奇面城の秘密/21.塔上の奇術師/22.仮面の恐怖王/23.鉄人Q

光文社「江戸川乱歩全集 少年探偵23巻」(1957年から1960年)

怪人二十面相の登場する「少年探偵シリーズ」は、戦前は昭和11年から『少年倶楽部』、戦後は昭和24年から、主に光文社の『少年』などで連載された。連載後、戦前は講談社が叢書化した。連載時の挿絵は戦後は石原豪人らが担当している。

「少年探偵シリーズ」を初めて全集化したのは光文社であり、昭和26年から昭和35年まで、10年間にわたり刊行され、人気を博した。

光文社「江戸川乱歩全集 少年探偵23巻」(1957年から1960年)

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