四谷怪談・東海道四谷怪談

怪談映画の最高傑作『東海道四谷怪談』(1959年)

『東海道四谷怪談』(1959年)の怖い見せ場「お岩が醜く腫れ上がった顔の髪を梳く場面」

『東海道四谷怪談』(1959年)

『東海道四谷怪談』(1959年)の沼から浮び上がり回転する「戸板返し」は有名なシーン

『東海道四谷怪談』(1959年)の沼から浮び上がり回転する「戸板返し」

『東海道四谷怪談』(1959年) 醜く腫れ上がった「お岩」

四谷怪談(1959年)

週刊少年マガジンの表紙「四谷怪談」
牡丹燈籠

『牡丹燈籠』(1968年6月15日公開、監督:山本薩夫、主演:本郷功次郎、赤座美代子、西村晃、小川真由美、志村喬)

萩原新三郎がお露という遊女と知り合い、毎晩、逢瀬を重ねていた。しかし彼女は亡霊だった。新三郎はお露から離れるため、護符を貼りめぐらしたお堂へ閉じこもるが……

『牡丹燈籠』(1968年) カランコロン、カランコロン……、身の毛もよだつ駒下駄の音!

牡丹燈籠 [DVD]

『怪談牡丹燈籠』(1955年7月12日公開、監督:野淵昶、主演:東千代之介・お露:田代百合子)

NETテレビ(現テレビ朝日)系列「怪談」(1972年7月21日~9月29日)第1話 四谷怪談 第2話 牡丹燈籠
番町皿屋敷

番町皿屋敷「一枚…二枚…三枚…」

東京12チャンネル(現テレビ東京)『日本怪談劇場』(1970年) 第5話「怪談・皿屋敷・お菊の亡霊」
怪談累ヶ淵・真景累ヶ淵

『怪談かさねが渕』(1957年)

宗悦の幻影にまとわりつかれた新左衛門

新左衛門は宗悦の骸を沈めた累ヶ淵にたどりつき、宗悦の幻影を斬ろうとして水にはまって死んでしまいます。

20年後、それぞれの息子と娘・新吉(新左衛門の遺児)と豊志賀(宗悦の一人娘お累の成長した姿)は、互いの素性を知らぬまま恋に落ちる。

豊志賀が不注意から顔にキズを負って以来、新吉の心は別の女性に移ってしまう。

累ヶ淵にたどり着いたところで、お久を背負った新吉が、ふと振り向くと、それはお累の膿み爛れた顔に変わっています。驚いて新吉は腰を抜かし、お久を投げ落としてしまいます。

キズで膿み爛れた豊志賀(お累)の特殊メイクがすさまじい。

日本テレビ系列「怪奇十三夜」(1971年) 第一回 怪談累ヶ淵 [DVD]
耳無し芳一 映画『怪談』(1964年東宝映画、小林正樹監督)中の「耳無し芳一」:芳一役は中村賀津雄。

芳一は、安徳天皇ほか亡くなった平家一門の怨霊の前で壇ノ浦の戦いのくだりの弾き語りをしていた。

芳一の全身に「般若心経」を書いていきます。

平家の怨霊には写経し忘れた芳一の耳しか見えない。

平家の怨霊に耳をもぎ取られる芳一

平家の怨霊に両耳をもぎ取られた芳一

彼は「耳なし芳一」と呼ばれるようになった。琵琶の腕前も評判になり、その後は何不自由なく暮らしたという。
ろくろ首

水木しげる「ろくろ首」

妖怪百物語(1968年)「ろくろ首」

妖怪百物語(1968年)
雪女

『怪談雪女郎』(1968年) 妖怪「雪女」の慈愛を描いた異色時代劇

『怪談 KWAIDAN』(1992年8月21日放送)「雪女」 雪女:藤谷美和子
小泉八雲のムジナ(貉、狢)・のっぺらぼう
1970年代のオカルト・怪談ブームを支えていたテレビ番組
日本テレビ「お昼のワイドショー」内で放映された『怪奇特集!!あなたの知らない世界』(1973年)

日本テレビ「お昼のワイドショー」内で放映された『怪奇特集!!あなたの知らない世界』

日本テレビ「お昼のワイドショー」内で放映された『怪奇特集!!あなたの知らない世界』
東京12チャンネル(現テレビ東京)「びっくり大集合」(1976-1977年)
昭和ホラードラマ『恐怖劇場アンバランス』(1973年)

フジテレビ系列のテレビドラマ『恐怖劇場アンバランス』(1973年)

昭和ホラーが蠢く。『恐怖劇場アンバランス』心臓の弱い方、お一人でご覧になる方は、この『恐怖劇場アンバランス』はご遠慮下さい・・
1970年代のオカルト・怪談ブームを支えていた恐怖漫画・怪奇系児童書

漫画家、心霊研究家の「つのだじろう」の恐怖漫画
つのだじろうの恐怖漫画『うしろの百太郎』 1970年代のオカルトブームの火付け役の1つ

つのだじろうの恐怖漫画『うしろの百太郎』 主人公・後一太郎
つのだじろうの恐怖漫画『恐怖新聞』 1970年代のオカルトブームの一端を担う今でも人気が衰えない名作恐怖漫画

つのだじろうの恐怖漫画『恐怖新聞』

中川翔子さん「地球にいるすべての子供たち、みんなかならず楳図かずおさん水木しげるさんつのだじろうさんの漫画をまずすべて読んでくだしぃー」

本作の大ファンであると明言しているタレントの稲川淳二さん「誰だって未来のことが分かる予知能力には憧れるが、知りたくない恐怖、知ってしまう恐怖ということを忘れがちだ。『恐怖新聞』は見事にそのツボを突いている。」

漫画家の藤子不二雄A先生「『恐怖新聞』を読んでいると、なんともいえぬ奇怪な気持ちに襲われる。」

僧侶の織田無道さん「霊が配達する新聞を読む、それを否応なしに読まされて命が縮まるという『恐怖新聞』の設定は、つまり主人公が特定の霊に取り憑かれたことを意味し、その脅迫感が「恐怖」の根源となっている。」
怪奇系児童書「ケイブンシャの大百科」、講談社「ドラゴンブックス」」ほか

ケイブンシャの大百科シリーズ

ケイブンシャの大百科シリーズ

ケイブンシャの大百科シリーズをはじめ、いろいろな出版社から心霊・オカルト・妖怪などの怖い本が出版された。

佐藤有文「日本幽霊百科」(講談社・ドラゴンブックス)

佐藤有文「怪奇ミステリー」(学習研究社・ジュニアチャンピオンコース)

佐藤有文「お化けの図鑑」(ベストセラーズ)
小学校の図書館で人気があった「江戸川乱歩・少年探偵団」

ポプラ社ポプラ文庫「江戸川乱歩・少年探偵団」シリーズ(昭和四十年代)

ポプラ社ポプラ文庫「江戸川乱歩・少年探偵団」シリーズ(昭和四十年代)
光文社の巻末広告「不死身の怪人、世紀の怪盗、変装の大名人、風のごとく現れ、風のごとく消えさる怪人二十面相と、名探偵明智小五郎の、しのぎを削る大智能戦!」

光文社「江戸川乱歩全集 少年探偵23巻」(1957年から1960年)

光文社「江戸川乱歩全集 少年探偵23巻」(1957年から1960年)
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