華やかにデビューを飾り迎え、様々なロックサウンドで魅了させたバンド『ZYYG』(ジーグ)

華やかにデビューを飾り迎え、様々なロックサウンドで魅了させたバンド『ZYYG』(ジーグ)

有名バンドとの豪華共同作品に参加、メンバーが変わりバラードからアップテンポな曲へと変化しました。解散して何年か立った後で、ボーカルの意向で解散ライブを開催。実にファン想いのバンドです。


ZYYG(ジーグ)

ロックバンド。
B-Gram RECORDSから1993年にメジャーデビューして1999年に解散。
 
バンド結成時のメンバーは、この二人です。

・ボーカルの高山 征輝(画像の上)-1971年7月29日生まれ。本名、三好 裕
高山 は、1992年 に BADオーディションに合格し、その後ZYYGの結成メンバーの一人になります。ビュー曲を除く全ての作詞を担当。ZYYG解散後はBON-BON BLANCOの1stアルバム「BEAT GOES ON」の収録曲「LIVE」の作曲を手がけた。



・ギターリストの栗林 誠一郎(画像の下)-1965年2月11日生まれ。(日本の作曲家、シンガーソングライター、ベーシスト、キーボーディストとしても活動している)
結成前は、TUBEなどの作曲を提供したり、渚のオールスターズでボーカルをしたり、TUBEのライブでサポートベーシストとして参加、1989年に『LA JOLLA(ラ・ホーヤ)』でソロデビュー。1990年に『おどるポンポコリン』を歌っていたB.B.クィーンズにベーシストとして参加していました。
YYGでの活動と平行して作曲家としても活躍、ZARD、WANDS、MANISH、DEEN、柳原愛子の楽曲を手がける。

バンド『ZYYG』(ジーグ)

バンド結成までの岐路

九州福岡県出身の高山は、幾多のスーパースターを発掘した名門、BADオーディション(現doaの大田紳一郎と同期というから多分、1992年5月27日、今は亡き六本木PIT INNで行なわれた第5回目ではないだろうか?)をきっかけに上京する。(当時、矢沢永吉の「成り上がり」に影響を受けていた高山は、わざわざ矢沢と同じく夜行列車で東に向かう。ただし横浜で途中下車することなく六本木に辿り着くのだったが…)。 ここで、敢えて誤解を恐れずに言うならば、第一期ZYYGはある種ビーイングの戦略として作られたものだった。プロデューサー、長戸大幸は、もとはと言えばロックがやりたくて自身のレーベルを立ち上げたキャリアの持ち主。巷に流布するパブリック・イメージとは裏腹に、彼の辿ってきた音楽的ルーツを含め、ロックマインドには人一倍敏感な世代でもある。そんな長戸は、80年代初頭にはLOUDNESSを筆頭にジャパニーズ・メタルブームを仕掛け、続いて BOOWY を発掘(最初、長戸が暴威と命名した)、そしてB'z、T-BOLANをブレイクさせetc…。そんな長戸が、九州博多でR&Rと共に青春を送ってきた高山の個性と男性的なボーカルスタイルに魅了されたのは、当然の成り行きだった。 そして、片や栗林誠一郎。彼もソロとしてAOR路線で活躍し、作曲家として、またB.B.QUEENSの一員としても活躍していたが、実は帰国子女でもある彼は、80年代当時カリフォルニアで全盛のLAメタルにも影響を受け、ヴァン・ヘイレンが大好き、という側面も持ち合わせていた。栗林がビーイングに来た当初、彼はバンドのベーシストを志望していたというエピソードもある(一時、TUBEの角野が病気中、TUBEでベースを弾いていた。その後、B.B.QUEENSに参加) だからこそ、長戸は高山と栗林を引き合わせたのだ。

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デビューシングル

1993年5月19日にZYYGは、WANDSに在籍していた上杉昇が作詞を担当、織田哲郎が作曲を担当し、デビュー曲『君が欲しくてたまらない 』を発売します。

栗林在籍の「第1期メンバー」と加藤在籍後の「第2期メンバー」

1993年のバンド結成時のメンバーは二人でしたが、1994年に「第1期メンバー」が更に加わります。

メンバーが揃って活動していく中でバンドサウンドの模索を始めるものの、音楽性の相違が生じるばかりの事態となってしまい、栗林が脱退してしまいます。そしてバンドは一時休止状態に追い込まれます。その結果、ボーカルの高山 だけが残りメンバーが入れ替わる形で再開しました。第2期メンバーは、第1期のアルバムにサポートメンバーとして参加した後藤康二と藤本健一。そして加藤直樹が加わりました。

第2期に発売したアルバム『Noizy Beat』の裏ジャケット

第2期のZYYGは、

1期と2期でメンバーも変わりましたが、ボーカルの高山さんの歌声は解散最後まで聴く事が出来て良かったです。

豪華テーマソングへの参加

初回出荷と二次出荷以降でミックスが変更されたため、ディスクの色が白ディスク(通常版)と黒ディスク(初回出荷分)に分かれている。
ミックス変更のため、長嶋のパートの音量、イントロ部のギターソロ、ドラムの叩く場所と強さ、コーラスの大きさなどが異なっている。
歌詞カードには、ボーカル別にパートが判るように記載されている。

1993年6月9日に発売されたシングル『果てしない夢を』

ロックな曲で、コーラスが爽やかでとてもいいです

2006年再結成されたライブの様子

映像関連

ノリノリで男らしい曲もあれば爽やかな曲もあり、とても聴きやすいロックバンドです。

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