覚えるのは一分。極めるのは一生。
オセロ (遊戯) - Wikipedia

テーブルゲームの定番
Darjeeling
ファミコン用オセロの特徴
本来、2人対戦用ボードゲームであるオセロは、当然1人では遊べません。
当時はネット環境などもありませんので、遊びたくても
相手がいない場合は、一人二役で黙々と打ち続けるしかありませんでした・・・。
そこへ登場したのが本作。

ファミコン版 オセロ
Darjeeling
当時で言えば「マリオ」のようなキャラクターが
登場するわけでもなく、過剰な演出があるわけでもなく
純粋に、そのまま「オセロ」をコンピュータゲームにした内容であり
オセロ本来の楽しみや雰囲気を損なわない作りになっています。

シンプルで奥深い
Darjeeling

ゲーム開始前の設定
Darjeeling
難易度レベルは 「1~4」 段階で選択できます。
制限時間は 「20分 30分 40分 無制限」 で設定可能。
(レベル4だけは公式のオセロルールが適用され、20分、30分しか選べません)
この予め設定した制限時間をオーバーしてしまうと「負け」となります。

再現モード
Darjeeling
今でこそ当たり前の機能ですが、当時で言えば
この再現モードの存在は、非常に価値あるものだったのではないでしょうか。

「待った」も可能!?
Darjeeling
コンピュータとの対戦は「とても強そう」と感じるかもしれませんが
本作では、レベル4や5でも練習すれば勝利できる内容です。
不慣れな方は低難易度で練習を積み
徐々にステップアップして行く事で、打倒レベル4を目指しましょう。

レベル5の存在
Darjeeling
コンピュータが本気を出したら・・・。
※本作では、このような理不尽なまでの強さはないので、ご安心ください。

ゲーム終了、どちらの石が多い?
Darjeeling
本当に地味な事ですが・・・実際のオセロのように
「石を数えたり」終わった後に「石を片付けたり」
そういった手間がないのも助かります。
ファミコン版 オセロ プレイ動画紹介
ファミコン版オセロの、実際のプレイ動画を御紹介。
こちらは難易度レベル1のCPU対戦です。
こちらは難易度レベル4と5のCPU戦に圧勝している内容です。
CPUが、かなり思考しています。
まとめ
初期のファミコンソフトらしい、シンプルな作品であり
オセロというゲーム自体もシンプルな為、本作は、とてもアッサリしています。
しかし、そのストイックなまでのシンプルさが
逆にプラスに働いた作品とも言えます。
また、オセロの楽しみ方は、それぞれですが
本作は多様なニーズに応えれる作品にも仕上がっています。
「TVゲームをやった事がない」といった方や「オセロ自体知らない」といった方も
馴染みやすく、老若男女問わずに誰もが楽しめる
作りになっていたのではないでしょうか。

シンプルさが魅力
Darjeeling

今現在でも通用する作品
Darjeeling
デビューはディスクシステムだった

ディスクシステム版 オセロ
本作は、その一ヶ月後にファミコン用ソフトとして発売されました。
ディスクシステム→ファミコンといった珍しい発売順序。
ゲームメーカーとしての「河田」
「河田」というゲームメーカーに馴染みのない方は、多いかもしれません。
しかし、それも無理からぬこと。
「河田」は後にも先にも、ディスクシステムと
ファミコン用ソフトの「オセロのみ」を発売したゲームメーカーでした。
同社は玩具メーカーとしての認知が、一般的には高いかと思われます。
代表的な玩具に「ダイヤブロック」があり、幼いころにお世話になった方も多いのでは。
2012年 (平成24年) 4月、社名表記を株式会社河田から株式会社カワダに変更。

ダイヤブロック(diablock)
オセロは「日本産のボードゲーム」
オセロは、チェスのような海外のゲームかと思いきや
実は日本人が考案・発表した、日本発祥のゲーム。

オセロ (遊戯) - Wikipedia