『Art ALIVE』よりも懐かしい。セガの周辺機器は、もはや発明レベル!

『Art ALIVE』よりも懐かしい。セガの周辺機器は、もはや発明レベル!

テレビ画面で"お絵かき"ができるソフト『Art ALIVE』。ありそうで無かった画期的なソフトでしたよね!しかし、もっと前からテレビで"お絵かき"ができた画期的な商品『テレビ おえかき』を、アナタはご存じですか?


1992年3月27日「セガ」からリリースされた

開発は、セガのアメリカ法人「Sega of America」が行っている本作品。
メガドライブ専用ソフトの「ソニック・スピンボール」や「トージャム&アール」をプレイした事のある人なら、『Art ALIVE』の画面から漂う"メガドライブ的洋ゲー臭"に「やっぱり!」と感じた事でしょう。メガドライブで"お絵かき"ができる必要性があったかはさて置いて(※日本よりは、アメリカの方で需要があったのかも知れません)

それでは『Art ALIVE』を使って"お絵かき"してみます

タイトル画面を何回もリピートして見ていると
「男の子」→「女の子」→「犬」→「カモメ」→「カモ」→「ソニック」→「トージャム」→「アール」→「戦闘機」の順番で画面に現れます(※ゲーム内で使用できるアニメーションツールのキャラクター達です)

タイトル画面

試しに"メガドライブ本体"を描いてみますね!

『方向ボタン』はカーソルの移動に使用します。
『Aボタン』は主にツ-ルのON-OFF(※ペン等)に使用します。
『Bボタン』はツールの決定等に使用します。
『Cボタン』はツールの移動スピード変更に使用します。
『スタートボタン』はキャンパスの切り替えに使用します。

アートツールの"ペンシル"で線を描きます

"ペンシル"は『Aボタン』を一度押すとONになり線を描くことができます。もう一度押すとOFFとなり、ペン先は移動するが線を描けなくなります(※"消しゴム"ツール等もON-OFFは同じです)

『Cボタン』でペン先の移動速度を下げてやると、思ったラインをトレースできます。

『スタートボタン』でキャンパスに切り替え

『Art ALIVE』には「筆」「マジック」等、一般的なペイントツールにある部分塗りのツールは存在しません。手軽な"お絵かき"は塗りつぶしだけで十分満足です。

次は"バケツ"ツールで塗りつぶします

色が着く工程は、耳からも楽しさが伝わってきます。
『ド』『レ』『ミ』『ファ』『ソ』『ラ』『シ』『ド』~塗りつぶしが終わるまで鳴り響きます!

色が着く工程は、見ていて楽しいですよ!

現在選択している「色」でテキスト(文字)が表示されます。その状態で『Bボタン』を押すと「A~Z」「0~9」の順番で文字が変化します。
『方向ボタン』でテキスト(文字)を移動して『Aボタン』で貼り付けます。

"テキスト"ツールで文字を貼り付けます

テキスト(文字)のサイズは変更できません。文字どうしを重ねることはできます。

『UNDO』は取消です。一番最後に描いた物を取り消すことができます(※一度取り消すと元には戻りません)

メガドライブといったら『16-BIT』ですね

スタンプツールを選択すると、いろんなキャラクターが表示されます。今回は"ソニック"を選んでみました。

"スタンプ"ツールで遊んでみます!

ソニック(スタンプ)の色は、パレットの色を変更すると変える事ができます。

ただし、パレットの色が変わると、メガドライブの色も同時に変わってしまいます。

メガドライブの完成です

『Art ALIVE』には"レイヤー"という概念が存在しません。描いた絵は、上へ上へ塗り重ねられていきます。
何種類かの"テンプレート"は用意されているので、それを使って"塗り絵"を楽しむのもいいかも知れませんね。
「セーブ」機能はついてないので、電源を切ったら描いた絵が消えてしまうのが残念です。

『Art ALIVE』は、こんなゲーム(ペイントツール)です

『Art ALIVE』でも、極めるとココまで表現できる。スゴイ!

残念ながら『Art ALIVE』には未対応だった"セガマウス"

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