四角い車が多かった【1986年の新車販売ランキング】

四角い車が多かった【1986年の新車販売ランキング】

1986年の車業界と言えば、3代目スープラが発売されたり、日産サニーRZ-1などが発売されて、まだまだスポーツカーブームが続いていました。そんな中、一番売れた車はなんだったのか気になりますよね。そこで調査してみました。みなさん乗っていた車ありますか?


1位 トヨタ・カローラ(200,220台)

※カローラの販売台数はカローラシリーズ全体の数字です。

1996年に発売されていたカローラと言えば5代目、このカローラは1983年から発売されて、1985年5月にマイナーチェンジされています。歴代カローラで初めてFF化され、四輪独立懸架が採用されました。やっぱり強いカローラ。

5代目 カローラ(1983年 - 1987年)

カローラシリーズで人気があったのはなんと言ってもレビン。ボディタイプは2ドア、3ドアの2種。また、このモデルから搭載エンジンに関係なく、全てのカローラクーペの車名が「カローラレビン」に統一された。

カローラ・レビン(1983年-1987年)

トヨタ・カローラレビン - Wikipedia

2位 日産・サニー(199,724台)

デザイン、構造において1984年から日産でライセンス生産を行っていたVWサンタナの影響を受け、品質・性能とも大きく向上を果たしたモデルである。

6代目 サニー B12型系(1985年 - 1990年)

1986年2月B12型サニーのクーペとして追加。RZ-1の名称の由来は「Runabout Zenith No.1」の頭文字から創作された造語。アールズィーワンと読む。シャーシはセダン / ハッチバックと共通だが、外板の約70%は専用設計となり、鋭角的な独特のフロントマスクを与えられた。

日産・サニーRZ-1

日産・サニーRZ-1 - Wikipedia

1986年9月 - 4ドアセダンおよびカリフォルニアに、フルオート・フルタイム式4WD車、および「セダン1500スーパーサルーンE」を追加。

6代目 サニー

日産・サニー - Wikipedia

3位 トヨタ・マークⅡ(166,141台)

4代目までコロナマークIIという名前でしたが、このモデルより正式に車名が「トヨタ・マークII」となりましたね。ボディは先代(コロナマークII)と同じセダンとワゴン(3ヶ月遅れで登場)、ハードトップ。

初代 トヨタ・マークII X70型(1984年 - 1997年)

トヨタ・マークII - Wikipedia

さて、1986年8月にはマイナーチェンジで内外装を変更され、1G-GEUエンジンの改良、サスのチューニングの見直し、インパネ右側吹出し口の形状変更、スイッチ類の見直し、リアヘッドレストの改良等を行う。セダンにも一部を除きフォグランプが標準装備されました。

トヨタ・マークII

4位 トヨタ・カリーナ(165,562台)

トヨタ・カリーナ(4代目)は1984年に発売されて、1986年5月にもマイナーチェンジされていました。フロントグリル及びリアコンビネーションランプの意匠が変更されました。

4代目 トヨタ・カリーナ T15#/16#型(1984年 - 1988年)

1985年8月に発売されたA60型カリーナ3ドアリフトバッククーペ(後輪駆動)の後継車。セリカの車台を流用した4ドアピラーレスハードトップが話題となり、記録的なセールスで当時「トヨタの傑作」と言わしめた。発売当初は1,800cc SOHC(1S-iLU型)、1,800cc SOHC(1S-ELU型)、2,000cc スポーツツインカム(3S-GELU型)の3種類のエンジンを搭載。駆動方式は前輪駆動。

トヨタ・カリーナED 初代 T16#型(1985年 - 1989年)

5位 日産・ブルーバード(120,085台)

1986年に発売されていたブルーバードは7代目。ブルーバード初のエンジン横置きFF(前輪駆動)車。先代の910型の流れを汲んだデザインで、910型に設定されていた2ドアハードトップは廃止され、4ドアセダン、4ドアハードトップ、ステーションワゴン、バンの4種類が設定されました。

7代目 日産・ブルーバード U11型系(1983年 - 1990年)[編集]

日産・ブルーバード - Wikipedia

広告には、沢田研二が先代の910型に引続き起用され引き続きCMソングとナレーションも担当した他、これまでのビジュアル中心のものに加えてコミカル風のCMも作られた。

7代目 日産・ブルーバード

6位 トヨタ・コロナ(120,479台)

当時のトヨタは前輪駆動への転換に慎重な姿勢を取っており、FFとFRの2つのコロナを並行して販売していた。エンジンはFFカムリ/ビスタで登場した1,800ccガソリンの1S-LU型のみの設定であった。この代よりボディサイズがカムリより小さくなり、1984年からFFになるカリーナと同じプラットフォームを使う兄弟車になる。

8代目 トヨタ・コロナ T15#/16#型(1983年 - 1987年)

トヨタ・コロナ - Wikipedia

1985年(昭和60年)8月に登場したコロナクーペ。同時に登場したセリカ/カリーナEDの姉妹車である。また、セリカのラインアップがリフトバックのみ(ただし日本国外仕様は2ドアクーペも存在する)となってクーペが消滅したため、その穴を埋めるためと、スペシャルティカーを持たなかったトヨペット店のラインナップ強化が導入の目的であった。

コロナクーペ

7位 トヨタ・クラウン(116,476台)

この時代の7代目クラウンは4ドアハードトップ、4ドアセダン、ワゴン、バンの3種類となる。セダン・4ドアハードトップ共に、先代のS11#型をより洗練させ、曲線を取り入れたデザインと「クリスタル・ピラー」と呼ばれるCピラー周りの樹脂処理がスタイリングの特徴である。「いつかはクラウン」のキャッチフレーズは、このモデルで使用されている。

7代目 トヨタ・クラウン S12#型(1983年 - 1987年)

トヨタ・クラウン - Wikipedia

小型車の寸法要件が改正された為、このモデルよりホイールベースが延長されている。4ドアハードトップ・セダン共に、最上級グレードとして「ロイヤルサルーンG」が設定される(搭載エンジンは5M-GEU(2800cc)で形式はMS123)。

7代目 トヨタ・クラウン

トヨタ・クラウン - Wikipedia

8位 マツダ・ファミリア(109,456台)

1986年に発売されていたファミリアは6代目。先代の成功からキープコンセプトとなり、スタイルの新鮮さよりも中身の熟成をアピールするモデルとなった。バリエーションは非常に豊富で、定番の3ドア・5ドアハッチバックと4ドアセダン、久しぶりのモデルチェンジで前輪駆動化されたバンとワゴン、1.6L DOHCターボ、日本初のフルタイム4WD、実用的なディーゼルエンジン、ファミリアで唯一のオープンカーであるカブリオレ、可変吸気システムを採用したスポルト16、後輪部に日本初のビスカスLSD(リミテッド・スリップ・デフ)採用したラリー競技ベース車であるGT-Aなどがある。 プラットフォームにマツダ・BFプラットフォームを採用。

6代目 マツダ・ファミリア BF型(1985年 - 1994年)

マツダ・ファミリア - Wikipedia

1986年7月には500ターボに代わって1600 DOHC16バルブの自然吸気仕様のスポルト16を追加。

6代目 マツダ・ファミリア

マツダ・ファミリア - Wikipedia

9位 ホンダ・シビック(107,501台)

この時期発売されていたのは3代目。この車のボディーの特徴である「マン・マキシマム・メカ・ミニマム:MM」の設計哲学のもと、通称「ワンダーシビック」にモデルチェンジした。4ドアセダンと5ドアハッチバックシャトルは3ドアから1ヶ月遅れの10月20日から販売された。

3代目 ホンダ・シビック AG/AH/AJ/AK/AT型(1983-1987年)

ホンダ・シビック - Wikipedia

ワンダーシビックって言ってましたね。

無限MOTULシビックSi

10位 トヨタ・スターレット(103,225台)

1986年に発売されていたスターレットは3代目!ガソリンエンジンの排気量は1,300ccで、クロスフロー・バスタブ形燃焼室を採用した直列4気筒 SOHC 12バルブの2E型を搭載。3速フルオートマチックも時流に合わせ多くのグレードに設定されたがRi~Siリミテッド、乗用最廉価グレードのSTD、バンのCD-Lには当初は設定されなかった。4速マニュアルは2Eの新開発の「新V型キャブレター」車に設定。

3代目 P7#型(1984年 - 1989年)

トヨタ・スターレット - Wikipedia

1986年1月には105馬力にパワーアップをしたターボモデルを追加。

スターレット ターボ

グラフで見る

今回は、ソニー損保さんのホームページから販売台数の引用をさせて頂きました。様々な比較したグラフが見られますのでこちらもチェックしてみて下さい。

1996年ランキング

あの時売れていた車は? 人気乗用車販売台数ランキング

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