特徴的なシステムとデザイン!

R-TYPE II - Wikipedia
『R-TYPE』シリーズといえば、着脱式オプション「フォース」をいかに使いこなすかが攻略の肝となっている。アイテムを取る事で使用する事ができるこのオプションは、自機と一定間隔を保ち攻撃してくれる。さらに自機と前後にドッキングする事ができ、その際はパワーアップ状態に応じた強力なショットを撃つ事ができる。後ろに装着した場合は後方向に射撃するので、後方の敵を撃破するのに非常に役立つ。また、ボタンで装着したフォースを前後に撃ち出す事ができ、これにより直接敵へダメージを与える事ができる他、ボスの弱点部位に張り付かせる戦法を取る事もできる。
決して壊れず、敵弾を防いでくれる(一部例外有り)ので非常に頼もしい存在である。

フォースと共にあれ・・・・!
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強力な『拡散波動砲』!
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『R-TYPE』シリーズの敵やステージのデザインは、機械的ながら生物的な造形をしているのが特徴である。これは、映画「エイリアン」のデザイナーとして知られる「H・R・ギーガー」の美術デザイン概念を取り入れているからである。
前作「R-TYPE」には、女性器をモチーフとした知る人ぞ知るボス「ゴマンダー」が存在したが、今作も人体の一部を連想させるような、グロテスクだがどこか機能美を感じさせる敵キャラクターやステージが異彩を放っている。

アーケード版「R-TYPE」2面ボス 『ゴマンダー』
念 【AC】 R-TYPE 攻略 【アイレム】

今作にも居た!!
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ストーリー
バイドって何?
R-TYPE - Wikipedia
中々に複雑な設定だが、エネルギー生命体で、しかも人類が兵器として作り出してしまったという点が肝だろうか。
パイロットは四肢切断で機体と直結!?
本作のベースとなる「R-TYPE II」では、搭乗機体となる「R-9custom」にパイロットが四肢切断された上で、「ANGEL PAC」というサイバーコネクトシステムにパッケージングされるという設定があった。
しかし本作ではオープニングシーンで五体満足のパイロットがハッチから普通に搭乗する描写があるため、本作の機体は「R-9custom」の量産機である「R-9K」であるとされている。

今回のパイロットは大丈夫そう!
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ステージとボス
ステージ構成は全7面となっている。各ステージの特徴的なステージギミックに加え、ボスの攻撃手段や弱点部分は多彩である事から各面印象に残りやすい。各ステージ狭い場所を通って行く事が多いので、アイテムのスピードアップを取りすぎると壁にぶつかって衝突死する事が良くあった。

ステージ1:宇宙空間
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ステージ1ボス:イルミネーター
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ステージ2:遺跡
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ステージ2ボス:ザブトム
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ステージ3:洞窟
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ステージ3ボス:インエグゼズ
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ステージ4:巨大戦艦
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ステージ4ボス:プリズナー
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ステージ5:資源採掘場
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ステージ5ボス:ライオス
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ステージ6:廃棄場
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ステージ6ボス:リサイクラー
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ステージ7:バイド帝星
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ステージ7ボス:ウーム
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そしてエンディングへ・・・・
助けた仲間達を連れてバイド帝星から脱出を試みるが、脱出路が行き止待っている・・・・。
最後に全員で波動砲を撃ち込み、壁を破壊して無事脱出に成功するのであった。

脱出!
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壁を破壊!
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ちなみに、試しでラスボス中に助けた仲間を全機撃破された状態でクリアしたら、自機だけしか居ないので最後の壁が破壊できずBADENDになるのかと思ったらどこからか3機の仲間が駆けつけて来て、無事脱出できました。
まとめ
ベースの「R-TYPE II」から難易度調整された事もあり、見た目に反してプレイし易いシューティングゲームになっていた。1機失った際に必ずステージの最初からやり直しとなるのは中々シビアだったが、決して無理な難易度では無い。敵の攻撃を掻い潜りながら、渾身の波動砲をボスの弱点に当てようとしている時、戦ってる感が出て非常に良かった。
発売当時、子供だった筆者は友達の兄貴がこれを所持しており、貸してくれたのだがグロテスクなステージとボス達が怖くて中々プレイできなかったのだ。しかし、チャージショットの波動砲が大好きで最終的には怖さも忘れてプレイしていたのを思いだせる。シューティングゲームの純粋な楽しさが本作には確かにあったのだった。