ブルースワットとは?

左からサラ、ショウ、シグ
少し前に放送されていた『特装エクシードラフト』のブルース、キースも手動でアタッシュケースに収納されているスーツを装着していましたが、ブルースワットはそれをさらに押し進め、変身シーン風の演出すらないことが斬新でした。
序盤はエイリアンに対して、徹底してディクテイター(銃)による実弾での攻撃を行っていたことも印象的でした。
登場人物
それでは、ブルースワットの登場人物を振り返ってみましょう。

ショウ

サラ

シグ

ゴールドプラチナム

ハイパーショウ

ジスプ
路線変更
『ブルースワット』の話になった際、現在に至るまで必ず話題に上がるのが、番組の路線変更です。
初めの1クールは徹底して今までより高年齢層向けの演出が行われていたブルースワットですが、2クール目に突入するとまずサブタイトルの雰囲気が変わります。
それまでは『ビギニング!!』『イエスタデイ…』などカタカナに統一されていましたが、2クール目以降は『極悪スター誕生』『侵略CM大放送』というようにそれまでのメタルヒーローシリーズと同じような、わかりやすいサブタイトルになりました。
そして番組当初はほとんど人間味がなく、人間に乗り移っていない状態ではしゃべることもなかったエイリアンたちがエイリアン状態でも普通に日本語でしゃべり、人間らしい動きをするようになりました。
また1クール目は必ずディクテイターを使ってエイリアンに射撃を行っていたブルースワットが、エイリアンに対してパンチやキックでの攻撃を頻繁に行うようになったのも印象的です。

ゴールドプラチナムやハイパーショウの登場も路線変更の一例として取り上げられることがありますが、おもちゃの発売スケジュールなどを考慮するとこれらの追加要素は既定路線の可能性が高いです。
路線変更後のブルースワットは現在もあまり語られることがありませんが、元々登場人物たちの軽快な会話などコメディ色も強かった番組ですので、実際のところ一部のエピソードや演出の変化を除けばそれほど作風が変わったわけではありませんでした。
当時のテレビCM
当時のヒーローショー
特に序盤は高年齢層向けの作風だったブルースワットですが、世間にとってはあくまでも普通の特撮ヒーロー物。
ということで、ヒーローショーも通常通りに行われていました。
ネット上には、当時のヒーローショーの記録が残されています。
殺陣は番組後半を彷彿とさせつつ、射撃のアクションも出来る限り行われており、非常に素晴らしい内容のショーではないでしょうか。
モンスター(エイリアン)のマントが印象的ですね。
DVDが発売中
長らくVHSのみのソフト化となっていましたが、2011年にDVDが発売されました。
久々に『ブルースワット』を見返したくなったという方は、こちらのDVDをチェックしてみてはいかがでしょうか。