ファイブマン・番組の特徴
左からファイブブルー、ファイブピンク、ファイブレッド、ファイブイエロー、ファイブブラック
地球の小学校で授業を行っていた最中に敵が町を襲撃し、小学校が破壊されてしまうという第一話のストーリーは衝撃的でした。学校がなくなって以降も子どもたちとの交流は続き、子どもたちが教えを請うために町の電気屋さんに置かれたパソコンからファイブマンの基地へ連絡を送るという変わったストーリーもありました。
また、この番組では視聴率の低下などの諸問題に対応するため、パペットキャラクターの「5くん人形」の登場によって低年齢層へのアピールを試みたり、敵側のドラマの掘り下げを行うことでマニア層へアピールしたりといった工夫が見られました。
5人の兄弟先生
戦隊のメンバー5人が全員兄弟であるという設定が斬新でした。
ファイブレッド
ファイブブルー
ファイブピンク
ファイブイエロー
ファイブブラック
王道の巨大ロボ・ファイブロボ
史上初の「ニセモノ」ではない敵戦隊・銀河戦隊ギンガマン
1998年に『星獣戦隊ギンガマン』が放送された際にその名前にデジャヴを感じた方も多いのではないでしょうか。
実は、ファイブマンにもギンガマンという戦隊が登場していました。
地球戦隊ファイブマンとは (チキュウセンタイファイブマンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
強大な敵組織「銀帝軍ゾーン」
第1話の冒頭では星川一家が滞在していた惑星シドンを襲撃し、そして数年後の地球に再び現れここでも侵略活動を始めるという、強大な悪の組織として登場した銀帝軍ゾーン。
スターウォーズなどを髣髴とさせる膨大な種類のエイリアンが構成員として存在し、第2話では地球に巨大な基地を作るなど、明らかに今までの戦隊の組織よりも規模の大きい敵組織であるということをアピールしていたゾーンですが、回を追うごとに作戦のスケールが小さくなっていき、幹部たちも残虐さよりひょうきんさが際立っていくようになりました。
アニヲタWiki(仮) - 銀帝軍ゾーン
『海賊戦隊ゴーカイジャー』にも登場
ゴーカイチェンジ
『海賊戦隊ゴーカイジャー』においても度々ゴーカイジャーの変身という形でファイブマンが登場。
終盤にはファイブイエロー/星川レミも少し再登場していました。
当時のテレビCM
戦隊といえば、バンダイから発売されているおもちゃです。
ファイブマンにおいても様々な関連商品が発売され、そのCMがネット上に残されています。
また、おもちゃだけでなく後楽園ゆうえんちのヒーローショーの宣伝映像も見ることが可能です。
それでは、当時のテレビCMを見ていきましょう。
こちらはいわゆる変身ブレスの「Vチェンジャーブレス」と「Vチェンジャーコンパクト」のCMです。
これは「ファイブロボ」に続く2号ロボ「スターファイブ」のおもちゃのCMです。
このおもちゃは「ファイブロボ」のおもちゃと合体させることで、番組にも登場した「スーパーファイブロボ」となります。
こちらは後楽園ゆうえんちのファイブマンショーの予告CMです。ファイブレッドがジャンプする場面などは本編にも劣らないクオリティーで、非常に凝った作りになっています。
「君たち、後楽園ゆうえんちで僕と握手!」の掛け声は、「東京ドームシティ」と名を変えた現代においても
そのまま使用されています。戦隊のレッドは基本的に番組中の一人称が「俺」ですが、このCMにおいてだけは当時から現在まで「僕」になっているのが印象的ですね。