「プリンセスプリンセス」<シンデレラ・ドリーム。叶った夢は大きかった。>

「プリンセスプリンセス」<シンデレラ・ドリーム。叶った夢は大きかった。>

「夢は叶えられる」そう信じてバンドを始めた女の子たちがいた。初めは、オーディションを勝ち抜いた寄せ集めのようなバンド。イメージは、大人しめのリーダー(ベース)、負けん気の強い年下のボーカル、ツッパリなリードギター、芯の強そうなドラムス、絵も上手いキーボード。5人で一つ、団結力でもぎ取った夢だったと思う。


日本のガールズバンドで最も成功したバンド

失礼を承知で書くが「プリンセスプリンセス」はライブは上手くなかったと思う。スタジオ録音はともかく、ライブではどうしても粗が目立った。本人たちも歯痒い部分はあったのではないかと思う。
ただ、そこには、勢いというか、一生懸命さがあって、特に初期の頃は、奥居のボーカルと富田のドラムスがその音楽を支えていたと思う。

バンドの来歴、デビューからシンコーミュージック移籍まで

<オーディションからデビュー直後まで>
ガールズバンドのオーディション、「赤坂小町」としてデビュー。当初は、完全なアイドル路線で、バンドというイメージも全然ない。

<所属事務所の移籍、バンド名の変更>
所属事務所をTDKレコードから音楽座へ変更し、併せて「赤坂小町」というバンド名を「JULIAN MAMA」へ改名。さらに、シンコーミュージックへ移籍し、移籍前に、バンド名を「PRINCESS PRINCESS」へ変更している。

バンドの転機になった「キスで犯罪(キスでクライム)」。音楽座からシンコーミュージックへの移籍の切欠になった。

飛躍の年、1988年

バンドの絶頂期<1989年~1993年> ガールズバンドのブームを呼んだ

1989年から「プリンセスプリンセス」は、バンドの絶頂期へ入る。
シングルカットされた曲が5枚連続でチャート1位を獲得。同時期に発売されたオリジナル・アルバムもチャート1位を獲得。
「ZELDA」「SHOW-YA」と並んで「ガールズバンド」の牽引役になった。

解散決定からラストライブ<1994年~1996年>

1994年暮れ、メンバー内でバンドの解散を決める。
1995年所属レコード会社関係者にバンドの解散を伝える。
1996年1月からラストツアー「PANIC TOUR'96 解散を遊ぼう」を実施。

メンバー

ギター、ボーカル:奥居香/岸谷香、バンドリーダー、ベース、コーラス:渡辺敦子、キーボード、コーラス:今野登茂子、ギター、コーラス:中山可奈子、ドラムス、コーラス:富田京子の5名。

ボーカル、ギター:奥居香/岸谷香

バンドリーダー。ベース、コーラス:渡辺敦子 現在は、音楽専門学校の副校長らしい。

キーボード、コーラス:今野登茂子

ギター、コーラス:中山可奈子。画像はVooDoo Hawaiians第二期の頃のもの

ドラム、コーラス:富田京子

ギター中山加奈子が憧れたキースのギター

実のところ、「プリンセス プリンセス」のメンバーの中で、一番気に入っていたのは、ギターの中山可奈子だった。「ギターが上手くなりたい」というはっきりした目標があって、本当に上手くなった。他のメンバーが努力していないと言うことじゃなく、直球だよなぁと感じ入る部分が多かった。
そんな彼女が目標にしていたのが、「ローリング・ストーンズ」のキース・リチャーズ。この人も、決して上手いわけではないけど、聴かせるギタリスト。

<小ネタ>ガールズバンド、ガールズロックとは

「ガールズバンド」とは、女性だけで構成されたバンド。非常に簡単な定義だが、70年代までは、女性がロックをやるのは見世物というような雰囲気があって、数も少なく、有名なバンドはほとんどなかった。
アメリカでも、「ザ・ランナウェイズ」が成功(?)するまでは、見向きもされず、”カリスマ”ジャニス・ジョプリンやスージー・クアトロなどの限られたロックミュージシャンしかいなかった。

オフィシャルウェブサイト

プリンセス プリンセス official website

プリンセス プリンセス | SonyMusic

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