勇者特急マイトガイン

勇者特急マイトガイン
そのメインストーリーは、
主な登場人物

旋風寺 舞人(せんぷうじ まいと)

吉永 サリー(よしなが サリー)

浜田 満彦(はまだ みつひこ)

青木 桂一郎(あおき けいいちろう)

松原 いずみ(まつばら いずみ)

雷張 ジョー(らいばる ジョー)

ウォルフガング

ホイ・コウ・ロウ

ショーグン・ミフネ

カトリーヌ・ビトン

パープル

エグゼブ

ブラック・ノワール
マイトインに登場するメカ

マイトガイン

マイトカイザー

グレートマイトガイン

バトルボンバー

ガードダイバー

マイトガンナー
ジョーの搭乗ロボ

飛龍(ひりゅう)

轟龍(ごうりゅう)
オープニング他動画
マイトガインの最終回
ヌーベルトキオ上空に姿を現した空中要塞。そこが最終決戦の場でした。
舞人の乗るグレートマイトガインと、ジョーの操る轟龍が次々に出てくる敵ロボを撃破しながら要塞に近づいていくと、エグゼブが自ら操縦する超巨大ロボ「インペリアル」が姿を現します。
「2人共よく来たな。だが、これ以上ブラックノワール様には一歩も近づけさせん!」
その攻撃力は凄まじく、轟龍は地面へと叩き落とされ、グレートマイトガインもパワー負けする程でした。
「グレートマイトガイン・パーフェクトモードだ!」
一瞬の隙を突いて放ったパーフェクトキャノンも、インペリアルから放たれたビームでかき消され、マイトガンナーが吹き飛ばされてしまいます。
その頃、マイトステーションでは、急ピッチで敵の力を弱めるイノセントウェーブの巨大増幅器を組み立てていました。組み立てと同時に、強いイノセントウェーブを放てる人間も探していましたが、なかなかみつかりません。
戦闘はグレートマイトガインが一方的に押され、コクピットの舞人も既にボロボロになっていました。
「ガ……ガイン……この世に悪の栄えた試しはない……勝利を信じるんだ……!」
インペリアルが巨大な剣をマイトガインに振り下ろそうとしたその時、ジェットモードに変形した轟龍がインペリアルに突撃! 機体先端のドリルが巨体に突き刺さります!
「だから……ドリルは取れと……言ったのだ」
大爆発!
舞人はジョーの無事を信じながら、要塞内部に突入します。
同じ頃、マイトステーションでは、ついに通常の100倍もの強いイノセントウェーブを放つ人間を見つけていたのです。その人物とは、なんとサリーその人でした!
「そうか……サリーちゃんの祈りが、今まで奇跡を呼んでいたんだ!」
浜田くんは確信します。サリーこそが舞人の勝利の女神だったのです!
要塞内部では、舞人が本当の敵、全ての悪の元凶であるブラックノワールと対峙していました。
ブラックノワールは自らを三次元人だといい、自分こそがこの世界、二次元世界の支配者であり、神だとまで言ってのけたのです。
当然舞人はそんな事を認めません。
「ゲームの駒にプレイヤーは倒せはしない。だが、プレイヤーがゲームの駒を殺すのは簡単だ。ちょうどハッピーエンドにも飽きてきたところだ。ヒーローが死ぬ、悲劇のエンディングはどうだ? ワーッハッハッハ!」
ブラックノワールの力は圧倒的でした。為す術もなくマイトガインは破壊されていき、ついにコックピットもむき出しになってしまいます。それでも舞人はあきらめません。
その時、要塞に迫るもうひとつの機体がありました。それこそ大列車フォートレス! その上に立つのはイノセントウェーブ増幅器を身につけたサリーです。
「イノセントウェーブ!? 馬鹿な……イノセントウェーブなど、ゲームを面白くするための、ただのアイテムにしか過ぎぬ! それが……なぜ……」
力が弱まり、動揺するブラックノワール。
「今だガイン! 残る力を振り絞れぇ!!」
「了解っ! 動輪剣!!」
本当に最後の一撃がブラックノワールに直撃し、ブラックノワールはその瞬間、自分も三次元人などではなく、ただのゲームの駒のひとつでしかなかった事を理解したのでした。
かくて、戦いは終わり、ヌーベルトキオに、この世界に本当の平和が訪れたのです。
教会では、舞人とサリーの結婚式が行われていました。
沢山の人達から祝福を受け、2人を乗せたマイトウイングが飛び立ちます。
そこで、サリーは遠くからこちらを見上げているジョーの姿をみつけました。やっぱり生きていたのです。
そして、2人はハネムーンへと飛び立って行ったのでした。