任天堂、VR(バーチャルリアリティー)対応ゲーム機の開発を検討
来るか、バーチャルリアリティーとゲームの融合
2016年2月2日、任天堂の君島達己社長は2015年4〜12月期(第3四半期)の決算発表後に行われた記者会見の席上、米Oculus Rift社などが年内の発売開始を予 定しているVR対応ゲーム機について触れて「興味深い技術」と述べ、今後は任天堂としてもVR技術の研究を進めていく方針を示しました。
任天堂は、業界に先駆けて1995年7月に3Dゲーム機「VIRTUAL BOY(バーチャルボー イ)」の販売を開始したものの、当時の技術では洗練された3Dビューを提供することが出来ず、VIRTUAL BOYは普及しませんでした。

時代を先取りし過ぎた?バーチャルボーイ
同社長によれば、現在のVR技術では、20年前のVIRTUAL BOYとは比較にならな い程、高度な3Dグラフィックスを用いた製品を安価に販売することは可能なことも あり、任天堂が最新の技術に基づいたVIRTUAL BOYを再び発表する可能性は十分ありそうです。
TVゲーム業界では既にソニーがPS4対応のVRゴーグル「PlayStation VR」の発売を予定。また、MicrosoftもOculus RiftのXbox One対応を表明して います。
こちらが先行するソニーやマイクロソフトのVR対応
PS4対応のVRゴーグル「PlayStation VR」
Oculus RiftのXbox One対応を表明したマイクロソフト
これらヘッドマウントディスプレイをみると、20年前のヴァーチャルボーイが斬新だったことを改めて感じます。

20年前、すでにこの形状で発売されていたバーチャルボーイ
バーチャルボーイの仕組について
バーチャルボーイ、どんな仮想現実が体感できた?

バーチャルボーイで遊ぶ

カセットは当時のスーパーファミコンとゲームボーイの中間といった感じでしょうか
当時の技術ではまだ、フルカラー表示は難易度が高かったのかもしれません。

バーチャルテニス

バーチャルプロ野球

バーティカルフォース

とびだせ!ぱにボン
時代を先取りし過ぎた「バーチャルボーイ」。
ついに時代が追い付いてきた、とったところでしょうか。

「バーチャルボーイ2(?)」の発表に期待が高まりますね