『剣勇伝説YAIBA』

個人的に剣劇モノ好きなので、途中からですが見てました。『コナン』よりこっちのが好きかも。刃が手にしている「雷神剣」はただの剣ではないため、修行の果て使いこなせるようになっていくなどの成長も描かれていましたし、多少ラブの要素も。基本はバトルモノですけどね。
概要
あらすじ
登場人物

鉄刃(くろがね やいば)
「天下一の侍」を目指し、日本へやってくる。
スケベ、大食い、お調子者だが剣に関してはかなりの技量を持っており、通常なら触れることさえ叶わぬ「雷神剣」(岩に刺さっていた)を抜いて使用。しかし当初は制御ができずにいた。
雷神剣が制御できるようになって後は、龍神剣、風神剣なども使いこなしていた。

峰さやか(みね さやか)
剣道場の娘。
色々あって刃らと旅をする羽目に。
龍神の巫女の末裔であり、アニメ終盤ではピンチに陥る。

カゲトラ

庄之助(しょうのすけ)
共に刃の相方のような存在。庄之助は数名を乗せて飛べる。

宮本武蔵(みやもと むさし)
御年400歳。
雷神剣を引き抜くことができず、抜いたものを弟子として鍛えることに決めていた。
師匠としてはさすがに優秀だが、刃同様大食いのスケベな一面も。

佐々木小次郎(ささき こじろう)
鬼丸により復活させられたが、いつの間にか仲間状態に。

柳生十兵衛(やぎゅう じゅうべえ)
鬼丸により復活。
オオカミを媒体としており、酒が入ると「ウルフ」という凶暴で好戦的なオオカミに変身。
普段はド真面目で、何かにつけ切腹したがる。

ゲロ田ゲロ左衛門(げろた げろざえもん)
当初は「カエル男」と名乗る鬼丸の部下だったが、鬼丸に見限られたこともあって、刃の味方になる。

鬼丸猛(おにまる たけし)
刃のライバル。
根っからの悪人ではないが、自宅に伝わる風神剣の魔力で鬼と化す。
魔王を自称し、世界征服をたくらむようになるが、場合によっては協力もする。
途中風神剣を捨て、魔王剣を手に入れようともくろむ。
実はオムライス好き。

クモ男(くもおとこ)
鬼丸の部下。関西弁使用。
いつからか、ギャグキャラ状態に。

龍神(りゅうじん)
かぐやを倒すための「龍神の玉」を託すべく刃に試練を与える。
試練の際は丁寧語ながらもやや高圧的だったが、刃がその試練に打ち勝って後声のトーンが柔らかくなった。
つまり、試練のため、地球のため憎まれ役を買って出ていたというわけ。

龍神の玉(りゅうじんのたま)
刃に託されて後、雷神剣にはめ込むことでそれまで手に入れてきた玉の能力を自在に操れるようになった。
この玉を装填すると、雷神剣が龍神剣へと変形する。
対を成す風神剣でも使用可能。
登場人物・月の住民
月の裏側で栄える、ウサギのような生命体。
他生物などと合体、分離が可能だが、耳を失うとそれができなくなる。

かぐや
月の支配者。
皆からは「姫」と呼ばれている。
この姿は仮のもの。
1000年前龍の巫女の体を乗っ取り、そのまま耳を斬られてしまったため本来の力が出せず、若い娘のエキスを吸わなければならない身。
本来の姿となるべく、龍の巫女の末裔、さやかをさらう。

ツキカゲ
かぐやに仕える有能な将軍。
若く見えるが実は1000年前にもいた。

ゲッコー
ツキカゲの弟。
優秀な兄と比べられて育ったため、ひねくれた性格になった。
ある事情で幽閉されていたが、さやかをさらうために出される。
魔王剣を手にこの任務を成功させ、「日本をいただきたい」と申し出るなど、結構大胆。
「姫に力を貸すため」、嫌っていた兄と和解、「合体」に同意する。
最終回
さやかのエキスを吸い取り、本来の力と姿を取り戻したかぐや。
老いさらばえてしまった姿を見られたくないさやかの気持ちを見越し、刃は背を向けたまま、それでも明るく「大好きだからな」と言って決着をつけに向かいます。
しかしかぐやの力は絶大で、ついに地球と合体。波柱を起こすなどして刃たちを追い詰めます。月の住民たちも加勢とばかりに仲間と合体。
刃は渾身の力を龍神剣に込めますが、何故か月の住民たちは合体を解き、かぐやも攻撃を止めました。
そもそも、かぐやたちが地球に来た理由は「月が荒れ果ててしまった」ことによる移住。
「地球を傷つけたくない」と、かぐやは地球と一体化したまま、封印される道を選びました。それだけ、この星を愛していたから。
吸い取られた少女たちのエキスは雨となって降り注ぎ、さやかも含めて元の姿に戻ることができました。
若干肩すかしではありますが、最後まで威風堂々としていたかぐやも含め、敵陣も味方側もあっぱれな作品でした。
OP曲紹介
[DTX] カブキロックス - 勇気があれば (剣勇伝説YAIBA OP) - nicozon