「セダン」から「ステーションワゴン」「RV・SUV・クロスオーバーSUV」「ミニバン」へ転換が進んだ90年代

「セダン」から「ステーションワゴン」「RV・SUV・クロスオーバーSUV」「ミニバン」へ転換が進んだ90年代

90年代の幕開けは「ステーションワゴン」と「RV・SUV」から始まり、ワゴンブームの立役者である「スバル・レガシー・ツーリングワゴン」や本格的なSUVの「三菱パジェロ」の人気は高まり、後続のワゴンやSUVも続々と登場しました。トヨタの「エスティマ」やホンダの「オデッセイ」などのミニバンも大ブレイクしました。クロスオーバーSUVの「ホンダ・CR-V」も登場しました。その一方セダンなど保守的なモデルは低迷していきました。セダンはほんとに少なくなりましたね。


社会的現象を巻き起こしたワゴンブームの立役者『スバル・レガシー・ツーリングワゴン』

初代『スバル・レガシー・ツーリングワゴン』 (1989年2月~1993年9月生産モデル) ステーションワゴンのブームの基礎を作ったモデル 

1989年10月にスバル・レガシィツーリングワゴンに「GT」グレードが追加されたことや、輸入車であるボルボ・850エステートが爆発的な人気を得たことから、ステーションワゴンはライトバンと違い、セダンと同等かそれ以上の機能・性能を備えるものという認識が定着し、各社ともこの動きに追従する形でステーションワゴンの「洒落たレジャーヴィークル」への脱皮をはかり、日本にステーションワゴンのブームが到来する。
(出典:Wikipedia「ステーションワゴン」)

初代『スバル・レガシー・ツーリングワゴン』 1989年2月~1993年9月生産モデル

二代目『スバル・レガシー・ツーリングワゴン』 (1993年10月~1998年5月生産モデル) レガシィ人気を不動にしたモデル 

二代目『スバル・レガシー・ツーリングワゴン』 1993年10月~1998年5月生産モデル

三代目『スバル・レガシー・ツーリングワゴン』(1998年6月~2003年4月生産モデル) 2Lミドルクラスのワゴンの大ヒットモデル

三代目『スバル・レガシー・ツーリングワゴン』 1998年6月~2003年4月生産モデル

1990年代のステーションワゴンブームの火付け役『ボルボ・850エステート(ステーションワゴン)』

1990年代に人気を博したボルボのステーションワゴン「850エステート」。ボルボ・カー・ジャパンがレストアを施した個体の試乗を通し、スクエアなデザインが特徴だった“古き佳き時代”のボルボの魅力に触れた。

1990年代のステーションワゴンブームの火付け役『ボルボ・850エステート(ステーションワゴン)』

ボルボ・850エステート(ステーションワゴン)

多人数乗車を目的とした「乗用車」の1982年8月発表の「日産・プレーリー」や1983年2月発売の「三菱・シャリオ」が日本でのミニバンの始祖といわれる

リバティ(LIBERTY )は、日産自動車が販売していたワゴン型のミニバン。設計、開発の一部と生産は日産車体が担当していた。「リバティ」は、「プレーリー」のモデルチェンジに際し、車名が変更されたものである。近隣諸国への輸出も多く、それらのネーミングは「プレーリー」のままであった。

当時荻窪にあった旧・プリンス自動車の開発拠点でオースター / スタンザをベースに開発された車種であり、開発主管は初代マーチ(K10型)、レパード(F31型)、ローレル(C32型)、スカイラインR31(7th)・R32型の開発主管を務めた旧プリンス出身の伊藤修令である。

現在、実質の後継車であるラフェスタと競合するトヨタ・アイシスは、片側のみセンターピラーレス構造を採用しているが、初代M10型プレーリーは、両側共にセンターピラーレス構造をいち早く採用し、ベンチシート、3列8人乗り、回転対座などのシートバリエーションを実現していた。VN10型パルサー・バンから転用された、トーションバー・スプリングを横置きに配置することでスペース効率を向上させたトレーリングアーム式サスペンションによって当時としては画期的な超低床レイアウトを実現していた。この超低床を生かす事で小さな外観にそぐわない広い空間を5ナンバーサイズ内に構築し、日本流ミニバンの始祖的存在であった。前席のシートベルトリトラクターは左右フロントドアに内蔵された。

当時はミニバンというジャンルが存在しておらず、デビュー時のキャッチコピーも「びっくり BOXY SEDAN」と、新しいタイプのセダンという位置付けで、いわゆるミニバンタイプである3列シートのJW系(JW、JW-L、JW-G)のほかに後席を折りたたむことで広いラゲッジスペースを得ることができる2列シートのRV系(RV、RV-S)、同じく2列シートながらRV系に比べ前後シートの間隔を広げたうえ、シートバックの厚みをたっぷりとった固定式シートを採用した、リムジン感覚をうたったSS系(SS-G)、さらには商用車のNV系(3人乗り、3 / 6人乗り)という4タイプのワイドバリエーションをそろえていた。搭載するエンジンは直列4気筒 OHCのCA18S型とE15S型。
(出典:Wikipedia「日産・リバティ」)

ミニバンの始祖「日産・プレーリー」(現在の名称は「日産・リバティ」)(1982年8月発表)

シャリオ(CHARIOT )・シャリオ グランディス(CHARIOT GRANDIS )は、1983年から2003年まで三菱自動車工業が製造・販売していたミニバン。

1977年に開発を開始、1979年にはSSW(スーパースペースワゴン)として第23回東京モーターショーに出品された。 プレーリーと並んでミニバンの先駆けといわれたクルマである。
1997年以前のモデルがシャリオ、1997年から2003年までのモデルがシャリオグランディスである。2003年に登場した後継車はグランディスとシャリオのネームを外した。

初代は1983年2月23日に発表された。 駆動方式は発売当初はFFのみであったが、後にパートタイム4WD、さらにはビスカスカップリング式フルタイム4WDとなった。 2ボックスボディに3列シートという、当時は類を見ないタイプのクルマであったため、1982年に発売されたプレーリーや1983年に発売されたクライスラー・ボイジャーなどと並んで「ミニバンの嚆矢」と呼ばれている。 本車はトレディア(初代ミラージュの姉妹車)をベースに開発された[2]。車格としては2000年に登場したディオンに近い。
初代モデルはRVブームやバブル景気と相まって、8年間のロングサイクルモデルとなった。
また、4WDが発売された1984年にファラオラリーへ参戦、ガソリン4WD無改造クラスにてクラス優勝した。
(出典:Wikipedia「三菱・シャリオ」)

日産・プレーリーと並んでミニバンの先駆け「三菱・シャリオ」(1983年2月発売)

ミニバンブームの礎を作った『マツダ(アンフィニ)・MPV』

初代「マツダ・MPV」(1988年 - 1999年)

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