80、90年代の家のインテリアに必ずあったもの

80、90年代の家のインテリアに必ずあったもの

今は、どこの家も西洋化してきていて、日本伝統のインテリアなどはなくなりつつあります。しかし、昭和の時代を彩っていた個性的なインテリアの数々は次世代に受け継がないといけないのです。そこで、ここでは「80、90年代の家のインテリアに必ずあったもの」と題し、当時の家を思い出してみましょう。


80、90年代の家のインテリアに必ずあったもの

今は、どこの家も西洋化してきていて、日本伝統のインテリアなどはなくなりつつあります。しかし、昭和の時代を彩っていた個性的なインテリアの数々は次世代に受け継がないといけないのです。そこで、ここでは「80、90年代の家のインテリアに必ずあったもの」と題し、当時の家を思い出してみましょう。

黒電話カバー

携帯電話世代の平成人だと信じられないかもしれませんが、当時の電話はもちろん家電のみで、ほとんどが、日本電信電話公社(現NTT)からレンタルしているようなものだった。特に、80年代までは色もカラフルなものはなく、基本「黒電話」。
そのため、殺風景な黒電話をより個性的にするために、登場したのが「黒電話カバー」。
様々な色があった事はもちろん、上記の画像のような正直使いづらいと思われるものも華やかに見れると言う事で人気だった。
今も、スマホ所持者の約半数がiPhoneで、皆、カバーを付けて入ますが、やはり思考は昭和も今も変わらないのかもしれません。

玉のれん

玄関先などに必ずと言ってよいほどあったのが、この「玉のれん」。
きっと部屋の中が丸見えになってしまうことを防ぐためのものでしょうが、当然ながら人が通れるように開いているから、そこまで死角効果はないように思えます。
今よりも、お隣さんとか訪問客も多かっただろうから、こんなところに日本人のおしとやかさが出ていると思うのですが、どうでしょう。

ペナント

子どもが修学旅行などで行った先や、お父さんが出張先のお土産として買ってくる定番だったのが、この「ペナント」。基本は、「京都」『東京」などの地名と、その都市の有名な観光スポットがイラストされている。家によっては、全国各地のペナントを集めていて、「うちは各地に旅行しています」アピールをお客さんにするようなところも。
ペナント同様、ミニ提灯と言うものありましたね。

東京タワーの置き物

今のようにスカイツリーや六本木ヒルズなどなかった時代、東京を象徴するスポットと言えば、やはり『東京タワー」。
そして何故だが、東京タワーに行くと、何かに取りつかれたかのように!?みんな、東京タワーの置き物を買ったものです。
なかには、同じく東京のシンボルである西郷隆盛像とセットになっているもの、電池式でライトアップするもの、時計が付いているものなどバージョンアップした置き物も。
東京タワー同様、北海道名物「木彫りの熊」も忘れてはいけないところ。

蠅帳

特に東京など都心部では、今は緑も人工的なものが増えてきていて、ハエや蚊はめっきり減ってきていますが、当時はごはんをそのまま置いておくと、必ずといってよいほどハエがよってきたものです。
そのため、仕事などで帰りが遅いお父さんや、学校から帰ってくる子どものために、食事にハエがたからないようにしていたのが、蠅帳。
今ほど電子レンジも普及していなかったので、冷蔵庫で保管しておくと冷たくなっちゃいますからね。

花柄のタンス

今の時代は、IKEAなど北欧家具が大人気ですが、当時の主流と言ったらやはり花柄。
上記の画像のようなワンポイントものから、全面に花柄をあしらったものなど、様々な花柄タンスが家で存在感を出していました。
今は、タンスと言うよりはクローゼットですから、小学生とかタンス自体を知らない人もいるのかもしれませんね。

畳は別に当時じゃなくとも今でもあるよ!と思っている人も多いかもしれませんが、冒頭でも述べたように、家の西洋化が進み、フローリングの家が増えているため、畳を知らない世代も増えているのだとか。
あのい草の香りが落ち着くという気持ちは日本人ならではかもしれませんね。

犬シール

今のようにマンション住まい出はなく、一軒家が多かった当時、家で犬を飼う家庭も多かった。そこで、狂犬病の予防接種を受けると、自治体から鑑札と共にもらえるのが、この「犬シール」。
これを玄関先に貼っておくのが義務とされています(都道府県による)。
最近も、ペットOKマンションなども増えていますが、東京都など多くの都道府県が今も、犬シールを義務化しており、家の感じを合わなくとも貼らないといけないようですよ。

いかがでしたでしょうか?今の時代、これらの昭和インテリアを使っていると、逆にトレンドっぽくなるかもしれませんよ!

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