「バルーンファイト」の概要

バルーンファイト ファミコン版外箱、カセット
また、非売品ですがこんなバルーンファイトもあったようです。

チンクルのバルーンファイトDS 外箱
「バルーンファイト」の独特な操作感が好きでした!
「バルーンファイト」に出てくる主人公(自分が操作するキャラクター)は、背中に風船を2個付けていて、そして羽ばたく事により浮遊して、空中を動き回ることが出来ました。
この羽ばたく回数や間隔により、浮き上がる速度を調整したり、また左右の移動にも慣性が働く等、何か本当に空を飛びまわっているような独特な操作感があり、それが本当に好きでしたね!
さらに、風船を1個割られると浮遊する力が弱くなるという、細かい設定も良かったです。

バルーンファイト 説明書
「バルーンファイト」のゲームモード
バルーンファイトには2種類のゲームがあります。まず、画面上の敵を全て倒して面をクリアしていくゲームで、これにはA(1人プレイ)とB(2プレイ)の2つのモードがあります。
また、雷を避けながら画面上にある風船を割って進んでいくC(バルーントリップ)というモードで、これは1人プレイのみになります。

バルーンファイト タイトル画面
「バルーンファイト」の基本ルール

バルーンファイト 敵を倒した瞬間
1人プレイで敵を全て倒して面クリアを目指す GAME A
画面上にいる敵(外見からすると、鳥のキャラでしょうか)を全て倒すとステージクリアとなり、次の面に進めます。
風船を1つ割られたりして、水面の近くまで落下してしまった時に、魚に食べられると本当にビックリしましたよね(笑)。
協力プレイ?それとも対戦プレイ? GAME B
2人同時プレイが可能なGAME B。基本はGAME Aと同じく、画面上の敵を倒して面クリアを目指すのですが、ここで重要なのが「味方(つまり、1プレイヤーと2プレイヤー)同士でも、お互いの風船を割ることが出来る」という点です。
それにより、協力してプレイしているはずなのに、間違って味方の風船を割ってしまう、ということもしょっちゅうありました。
そこで、それを逆手に取って対戦プレイのように、お互いの風船を割ることを目的とするようなプレイの仕方もありました。…きっと、みなさんもやりましたよね?
雷を避けながら進んでいく「バルーントリップ」 GAME C
GAME CはA,Bと違い、敵キャラは出てきません。
画面が左方向に強制スクロールしていく中、画面上の雷(固定されているものと、動くものがある)を上手く避けながら、どんどん進んで行くというものです。その際、途中にある風船を割れば得点が入ります。
我ながら、私はこのモードが大の得意で、右上の「RANK」が1になる前に死んでしまうことは、ほぼ無かったですね。
「バルーンファイト」は、間違いなく初期の名作の1つですね
この「バルーンファイト」は、ネット上の評判を見ても、ファミコン初期の名作の1つであることは間違いないと思います。
独特な操作感、シンプルながら奥が深いゲーム性、また2人同時プレイの面白さ等、容量や性能が低くても面白いゲームは作れる、という見本のような気がしますね。
あと、個人的には「バルーントリップ」及びA,Bのボーナスステージで流れる音楽が大好きで、このノリの良さはゲームミュージックとしても名作だと思います。