強烈なインパクトを残す名作映画!

スタンリー・キューブリック監督
スタンリー・キューブリック監督の代表作としても有名な作品ですね!
上目遣いで画面を睨むような演技が恐怖を煽ると話題になりましたが、「キューブリックの凝視(Kubrick stare)」とも呼ばれ、キューブリック監督ならではの演出だったそうですよ!

「キューブリックの凝視(Kubrick stare)」による恐怖演出!
性描写や暴力的な描写が過激だったため、犯罪を助長しているとして問題視されたこともありました。当時、少年が起こした事件とも関連づけられ、キューブリック監督の元に脅迫状が届いたことで全ての上映が禁止されました!
英国ではキューブリック監督が亡くなった1999年以降に再上映されるようになったそうですよ!
ストーリー
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近未来のロンドンの不良グループ「ドルーグ」
やりたい放題の不良グループ!過激な暴力描写に気分が悪くなる人もいるでしょう…
好き勝手に暴れまくるアレックスたちですが、強盗に入った家で、アレックスはおばさんを撲殺してしまいます!
昼間に仲間と揉めごとがあったため、裏切られたアレックスは一人警察に捕まることに!

ルドヴィコ療法で治療を受けるアレックス
懲役14年の実刑判決を受けたアレックスですが、模範囚を装っていたアレックスはルドヴィコ療法の被験者になる代わりに刑期短縮の機会に恵まれますが、その治療は過酷なもので、まるで中身が機械でできているような無防備な人間になってしまいます!

以前アレックスが暴力を振るっていたホームレスたちに遭遇…
暴力に嫌悪感を抱く体になったアレックス!しかし、出所した彼を誰も受け入れず、街の人たちやかつての悪友にひどい仕返しを受けることになります!
まさに自分が今までしていたことが返ってきてしまうアレックス…その後自殺を試み、物語は結末へと向かっていきます。

最後にアレックスが手に入れたものとは?
映画を盛り上げる音楽演出!
スタンリー・キューブリック監督の作品では、クラシックなどの音楽が効果的に使われていることが多いですね!
過激な暴力の残酷さを、壮大なクラシック音楽が盛り上げているように感じます!
アレックス役のマルコム・マクダウェルが歌えるのがこの曲しかなかったことから、「雨に唄えば」が起用されたようですが、この作品の中でも印象に残る1曲になっています。
楽しそうに歌いながら暴力を振るうシーンは衝撃的で、恐怖や異常さが伝わってきますね!

衝撃的な作品ですが、スタンリー・キューブリックの映像のかっこよさや、高度な演出を楽しめる作品になっています!
ポスターやTシャツなどのグッズは今も人気ですよ!一度観たら忘れられない名作ですので、バイオレンス映画が平気な人は、一度観てみるといいですね!