【ハイパーオリンピック】連打!連打!そしてタイミング!指の爪でボタンをこすりつけたり必死でした!!

【ハイパーオリンピック】連打!連打!そしてタイミング!指の爪でボタンをこすりつけたり必死でした!!

みなさんコナミの「ハイパーオリンピック」遊びましたか?アーケード、ファミコン、MSXなどで販売されましたが、どれで遊んでも「連打連打!」「タイミング!」で、とにかく慌ただしいゲームでしたよね。まさに体育会系のゲーム、それが「ハイパーオリンピック」でした。


アーケード版「ハイパーオリンピック」

後にMSXやファミコンに移植され、続編である『'84』はX1及びPC-8001mkIISRのほか、セガの家庭用ゲーム機SG-1000でも発売された。

1983年、アーケードゲームで登場した「ハイパーオリンピック」

収録された競技は「100メートル競走」「走幅跳」「やり投」「110メートルハードル」「ハンマー投」「走高跳」の6種目。

アーケード版は翌年(1984年)開催のロサンゼルスオリンピックがテーマとなっており、店頭ポスターやポップなどに公式キャラクターである「イーグルサム」が描かれていた。

1984年、ロサンゼルスオリンピックのマスコットキャラクター「イーグルサム」

懐かしいアーケード版「ハイパーオリンピック」。

操作パネルは、RUNボタン2つとJUMPボタン1つの3ボタン制で(RUNボタンが二つあるのは利き手がどちらでも対応できるようにするため)、RUNボタンを連打すればするほど、キャラクターの走る速度が上がるシステムとなっている。 そのため、指の爪でボタンをこすりつけたり、爪が割れるのを防ぐためピンポン玉やコインでこすったり、手でボタンを叩くのではなく鉄製又はプラスチック製の定規(もしくは、より剛性が高く振動数が多い割り箸など)をボタンに押し付けはじいて振動させる等の、連打速度を上げるための方法が多々生み出されることとなった。 また、日本全国のゲームセンターにおいて、このゲームのゲーム台のRUNボタンの破損やその周囲がすり減っていることが多かった。 本作において確立された「連打&タイミング」による操作方法は続編や他社発売の類似ゲームでも継承されており、「スポーツ大会ゲーム」というジャンルの雛形となった。 ただし、連打については、本作のボタンの消耗が異常に激しかった教訓を元に「複数のボタンを交互に押す」「一定のテンポで押す」といった具合に、一つのボタンだけが高速連打されないよう配慮されたゲームが多い(ないしは、あえて高速連打されることを前提とした特製のボタンを備えた専用筐体とするなどの考慮がされる)。 当初は全5種目で開発されていたが、開発スタッフの1人が女子やり投のティーナ・リラクに惹かれて強引にやり投を加えたため、全6種目となった。 ゲーム中のボイスは当初日本語で開発していたが、雰囲気が出ないということで英語に変更された。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF

ハイパーオリンピック - Wikipedia

ファミコン版「ハイパーオリンピック」

ファミコン版はハンマー投と走高跳を除く4種目に減少(走高跳は続編「ハイパースポーツ」でプレイ可能)。
操作はRUNボタン1つとJUMPボタン1つの2ボタン制となっていおり、専用コントローラー「ハイパーショット」も発売された。
 また、当時の人気テレビ番組だった『8時だョ!全員集合』のコント「志村けんのバカ殿様」(この時期「バカ殿様」のコントは全員集合の1コーナーだった)のために選手キャラクターをバカ殿に変更してラウンドセレクト機能のついたバカ殿様バージョンが制作されたが、視聴者からの反響が大きかったため、限定品として一般市販もされている。

ファミコン版「ハイパーオリンピック」

人気だった「バカ殿」バージョン

実際のテレビ番組内でバカ殿がプレイしていました

みんなが擦りまくった「ハイパーショット」

ちなみに当時、外部デバイスは『ハイパーショット』以外使用不可とされており、実際に連射機能付きコントローラとして知名度の高いハドソンの『ジョイカードマーク2』などは認識しなかった。

しかし、一部連射機能付き周辺機器が非公式ながら使用可能であり、連射速度に依存する競技に限られるが、連射ボタンを押すだけで100m走が8秒台で走れるなど簡単に高記録が出せた。

連射装置と言えば「ジョイカード」でしたよね

HAL研究所から発売された『ジョイボール』では、連射モードと通常モードの中間の位置にスイッチを設定することによって連射機能の使用が可能だった。
通常の使用法でスイッチを中間に設定するという使い方は存在せず、いわば裏技的な機能として当時のプレイヤー間で話題となったのみならず、ついにはメーカー自身までもが「ハイパーオリンピックに使用可能」という売り文句でジョイボールの広告を出すに至ったなど、いずれも本作の当時の人気が伺い知れるエピソードと言えるだろう。

なぜか「ハイパーオリンピック」に使用できた「ジョイボール」

より連射をするために!別売りのファミコンコントローラー - Middle Edge(ミドルエッジ)

続編として「ハイパースポーツ」も発売

MSX版「ハイパーオリンピック」

MSX版はハイパーオリンピックIとIIに分かれており、Iには100m、走幅跳、ハンマー投に加えて400mが、IIには110mハードル、やり投、走高跳に加えて1500mが入った。
当時MSXの販促に力を入れていたソニーから「HiTBiT」ブランドでも発売され、パッケージイラストがコナミ版と違っていただけでゲーム内容は全く同一だったが、家庭用ソフトとしては最も早く移植された事もあって、パソコンゲームとしては驚異的とも言える30万本もの大ヒットを記録した。

MSX版「ハイパーオリンピック」

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