「黄金戦士ゴールドライタン」番組紹介
『ゴールドライタン』は、1981年(昭和56年)3月1日から1982年(昭和57年)2月18日まで東京12チャンネル→テレビ東京系列ほかで放送されたタツノコプロ制作のロボットアニメ。全52話。主題歌や映像ソフト、ムック本等でのタイトル表記は『黄金戦士ゴールドライタン』。タツノコプロは同時期に「タイムボカンシリーズ ヤットデタマン」を制作中であった。
「機動戦士ガンダム」(1979)以降制作されたロボットアニメが〈リアルロボット物〉と呼ばれるものが多数を占める中で、少年たちとロボットの冒険話をスタイリッシュな映像によって表現した本作は、元気で明るい世界観、わんぱくレンジャーとライタン軍団の微笑ましい交流、肉弾戦の重厚な戦闘描写、丁寧な心理描写等で好評を博し、その人気は本放送終了後の翌週から再放送を開始する程であった。
後に「未来警察ウラシマン」(1983)を制作する事となる『タツノコ新時代スタッフ』の到来を告げる物でもある。
番組終了後に発売されたアニメ情報誌「アニメージュ」に於いては、最終回を中心とした特集が組まれ、特に本作が初監督の真下耕一、作画のなかむらたかし、井口忠一らの名前をアニメファンに印象付ける事となった。
オープニング
あらすじ
ヨッ、おれの名前はヒロ。メカ次元っていう異次元から、おれ達の世界を征服しようとするイバルダ大王が現れた。戦う術を持たない俺たちの前に心強い味方が現れた。ライター型の生きているメカ・ライタン軍団だ。
主に戦闘をするのはゴールドライタン。いつもは手のひらサイズだけど、イバルダの繰り出す巨大メカと戦う時は〈レインボーロード〉と呼ばれる次元トンネルをくぐって巨大化。ビームとかは持たず、パンチ、キックとかの技で闘うんだ。決め技は「ゴールドクラッシュ」と呼ばれる突き技(「貫手突き」って言うらしいよ)。これでどんな奴らも倒れて行った。
そんな中、おれはイバルダの女性型幹部メカ・マンナッカーと手錠でつながれて巨大メカから一緒に逃げる事になってしまった。メカが間違えてマンナッカーを標的にしたからだ。なぜかマンナッカーは邪魔な筈のおれを殺さなかった。そのチャンスもあったのに・・・?
ゴールドライタン達を倒せないのに怒ったイバルダ大王は自ら出撃。だけど、ゴールドライタンは負けない。苦しみながらも勝ったその時、イバルダ大王の更に上の存在ミスター・メカXが出現、幹部の一人サヨッカーも倒れて、戦いは更に激しさを増していったんだ。
キャラクター

ヒロ(大海ヒロシ)
「ゴールドライタン わんぱくレンジャー」の検索結果 - Yahoo!検索(画像)

ゴールドライタン

ライタン軍団
「ゴールドライタン」の検索結果 - Yahoo!検索(画像)
あの頃、めちゃくちゃ欲しかった!【ゴールドライタンの超合金】 - Middle Edge(ミドルエッジ)

イバルダ大王 サヨッカー、マンナッカー、ウヨッカー
「ゴールドライタン マンナッカー」の検索結果 - Yahoo!検索(画像)


ミスターメカX

ミスターメカX(魔獣形態)
最終回「さらばライタン軍団」
ミスター・メカX、ウヨッカー、マンナッカーを乗せた次元列車XXX(スリーエックス)は三次元世界を後にメカ次元に発車。
メカ次元に到着したXXXの車両を再構成したタワーから、メカXはメカ次元の中心部・メカシティを攻撃。
追って来たライタン軍団とわんぱくレンジャーが見たものは破壊されたメカシティの惨状。怒りのライタン軍団はゴールドライタン(以下「Gライタン」)以外メカXに立ち向かうが一蹴される。
勝利を宣言するメカXにメカ次元最高コンピューター・ビッグマムは自分が消失しても後を継ぐ存在がいる事を語る。
それがGライタンと知ったメカXは怒りに震え、魔獣の如き正体を現す。
Gライタンも巨大化し、ここにメカ次元、そして三次元世界の運命をかけた最後の戦いが始まった。戦いは一進一退の様相を呈していたが、メカXの作り出した魔法陣に捕えられ、Gライタンは危機に陥る。
今まで自分たちを助けてくれたGライタンを助ける為にウヨッカー達のいる屋上を目指してタワーをよじ登るヒロ達。だが、絶壁に近い傾斜等でビッグ、モンキー、トンボが落下。悲しみを振り払いタワー屋上に辿り着くヒロ、サム、エミー。
そこには、メカXに切り裂かれ内部メカを食われ、苦しむGライタンを見て高笑いするウヨッカーと、なぜかその光景を嫌悪するマンナッカーの姿があった。
マンナッカーがヒロ達への攻撃を躊躇する中、ヒロはメカシティを壊滅させたレーザービーム砲に近づき、今まさにGライタンにとどめを刺さんとするメカXの頭部に照準を合わせる。それを阻止せんと突き出されたウヨッカーの剣は、ヒロをかばったマンナッカーの胴体中央に突き刺さった。それと同時に発射されたレーザービームがメカX頭部に命中。苦しむメカXが倒れかかりタワーは爆発。その衝撃で落下するヒロ、サム、エミー、そしてマンナッカー。
ウヨッカーは巻き込まれる形で爆炎の中、消滅。再び立ち上がるメカXに、魔法陣から解放されたGライタンの右手が突き刺さる。
〈自分が消えてもメカ次元が存在する限り第2、第3のイバルダ、メカXが生まれる〉最期を悟ったメカXの言葉に対し、Gライタンの答えは気合の一声と左手のゴールドクラッシュ。断末魔の叫びの中メカXは爆発した。
落下したヒロ達はビッグマムに助けられていた。ビッグ達も同様である。お互いの無事と勝利に喜ぶわんぱくレンジャーとライタン軍団。
長き戦いはこうして終わりを告げた。
最終回ラスト

エンディング
スタッフ
製作 - 吉田健二
企画 - 九里一平、柳川茂
原作 - タツノコプロ企画室
シリーズ構成、文芸担当 - 酒井あきよし
キャラクターデザイン - 九里一平
作画監修 - 宮本貞雄
美術担当 - 中村光毅、岡田和夫
オープニングアニメーション - 須田正己
音楽 - 神保正明、山本正之
録音監督 - 藤山房延
メカニックデザイン - 村上克司、河森正治(スタジオぬえ)
脚本-酒井あきよし、久保田圭司、佐藤和男、首藤剛志、桃井章、桜井正明、筒井ともみ、
四十物光男、宮田知行、木下薫、佐東茂、真下耕一
演出-真下耕一、古川順康、西久保瑞穂、内田有紀彦、高野太、石田昌平、澤井幸次、
草遊馬、石川康夫、紀裕行、丸輪零(押井守)、時田広子、杉山有時、石山貴明、
小島正幸
作画監督-宮本貞雄、鄭雨英、中野真樹、なかむらたかし、アベ正己、井口忠一、
木村圭市郎、 高橋唯有、松下佳弘
制作担当 - 内間稔、大野実(以上、読売広告社)、森本一雄→米田和正
プロデューサー - 宮田知行
総監督 - 真下耕一
制作 - タツノコプロ
(wikipediaより引用)
玩具
「作中と同じ感覚を味わえる」と言う点では、この作品は他の同ジャンル作品よりも一歩抜きんでている。スケールダウンの立体物では無い、実物大のいわば分身を直に触る事が出来るのだから。

超合金 GB-37 ゴールドライタン
「ゴールドライタン」の検索結果 - Yahoo!検索(画像)

超合金魂 GX-32 ゴールドライタン
「ゴールドライタン」の検索結果 - Yahoo!検索(画像)