【訃報】俳優の西田敏行さん死去。
「釣りバカ日誌」シリーズやNHK大河ドラマなどで活躍した俳優・西田敏行さんが17日、東京・世田谷区の自宅で亡くなったことが明らかとなりました。76歳でした。
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西田さんは1967年に俳優デビューし、独特な存在感と演技力で多くの作品に出演。「釣りバカ日誌」のハマちゃん役や、NHK大河ドラマ「翔ぶが如く」「八代将軍 吉宗」など、多彩なキャリアを築きました。特に「釣りバカ日誌」シリーズでは長年にわたり主演を務め、国民的な人気を獲得。さらに、1981年には歌手として「もしもピアノが弾けたなら」がヒットし、2001年にはバラエティ番組「探偵!ナイトスクープ」でも人気を博すなど、俳優の枠に留まらない活躍を続けていました。
西田敏行さんが出演した大河ドラマの数々!!
ドラマや映画に、多数の作品に出演していた西田敏行さん。歴代のNHK大河ドラマにも多数出演しています。ここでは、西田さんが主演した3作品を中心に振り返ってみたいと思います。
翔ぶが如く(1990年)
1990年に放送された大河ドラマ「翔ぶが如く」。西郷隆盛と大久保利通という明治維新の立役者たちの生涯を描いた作品で、西田さんは西郷隆盛役を演じ、重厚で人間味あふれる西郷像を表現しました。明治維新の激動の時代背景の中、彼のリーダーシップや葛藤が見どころとなっています。

八代将軍 吉宗(1995年)
1995年に放送されたNHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」。江戸幕府第八代将軍・徳川吉宗の生涯を描いた作品で、西田さんは庶民的でありながらも強い改革精神を持つ吉宗を熱演。同作品では、吉宗の政治的な手腕だけでなく、人間味あふれる“将軍家のホームドラマ”的な側面も描かれ、視聴者に親しみやすい人物像が強調されていました。

葵 徳川三代(2000年)
2000年に放送されたNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」。徳川家康、徳川秀忠、徳川家光の三代にわたる徳川幕府の歴史を描いた作品で、西田さんは徳川秀忠役を演じ、父・家康の影響下で幕府を支えつつも、自身の統治に奮闘する姿を表現していました。三代の将軍たちの関係性や権力闘争が主なテーマとなっており、登場人物たちの人間関係が深く描かれた作品となっています。

上記の主演作品以外にも、「新・平家物語(1972年)」「武田信玄(1988年)」「功名が辻(2006年)」「八重の桜(2013年)」など多数の大河ドラマに出演しており、歴史上の人物を多彩に演じ、深い存在感を示していました。
「八重の桜」で共演した綾瀬はるかがコメントを発表。
また、このたびの西田さんの訃報を受け、西田さんとは大河ドラマ「八重の桜」で共演した女優・綾瀬はるか(39)が、所属事務所を通じて追悼コメントを発表。「また共演したかったです。大河ドラマや映画でご一緒させていただきましたが、どっしりとしているけれど、やさしく軽やかで、頼もしい大先輩でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と、生前の西田さんを偲んでいました。
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