家族が崩壊・・・社会現象にもなった衝撃的な実話『積木くずし』

家族が崩壊・・・社会現象にもなった衝撃的な実話『積木くずし』

民間放送で最高視聴率45.3%を記録した衝撃の作品『積木くずし』この視聴率は現在も越えられることはなく歴代1位となっています。非行へ走った娘を目の当たりにした時、家族はどう向き合えばいいのでしょうか?


積木くずし

俳優として活躍している穂積 隆信さんの家族崩壊を描いた衝撃の作品。
「本当にこんなことが?」と思うかもしれませんが、全て実話です。
自分の子どもでも、何を思っているのか気持ちを理解するのは難しいですよね。
今だからこそ見て欲しい作品です。

ストーリー

主人公、穂高香緒里(高部知子)は幼い頃から重病を抱えており学校へ行けないほど病弱でした。薬で治療を続けるも、髪の毛は赤く変色。中学校ではそれが原因となりイジメの標的に・・・。他校の生徒からは因縁をつけられ負傷をし、非行へ走るようになります。
不登校・家出・シンナー・窃盗・集団暴走行為・家庭内暴力など、香緒里の非行化は激しくなっていくばかり。今まで香緒里の教育を妻に任せっきりにしていた父・信彦(前田吟)と甘やかしてばかりだった母・三枝子(小川真由美)がカウンセラーと共に香緒里と向き合い更正へと導い
ていくストーリー。

窃盗により警察に逮捕され裁判を受けた香緒里は、自らの意思で暴走族を抜けます。そして短い時間ではありますが、学校へ通うようにもなり一安心・・・と思いきや再び不登校へなってしまいます。また、シンナーにも手を出してしまい何度も逮捕されることに。家族で乗り越えられたかと思いましたが、結果家族は崩壊してしまいました。そして妻・三枝子も自殺をし、この世を去ってしまいます。
当時、社会問題にもなっていた非行を俳優の穂積隆信が実話として書籍を出版したことは世間に大きな影響を与えました。
1983年にテレビドラマが放送されて以降、リメイク版や続編も放送されています。

主な登場人物

穂高香緒里 :高部知子

穂高信彦 :前田吟(右)
穂高三枝子:小川真由美(左)

竹村 宏 :古谷一行

エンディングは懐かしのこの名曲!

積木くずしの主題歌になったのは、来生たかおの『無口な夜』でした。
今でも人気のある名曲ですよね。

もう一度見たいあのシーン

積木くずしのネタバレ

父・信彦と母・三枝子は、非行に走ってしまった娘・香緒里を更正させるために警察庁のカウンセラー竹村へ相談をする。竹村からは「今後、一銭も与えてはいけない」「門限は10時に決める」などの命題を下され、信彦と三枝子は香緒里とぶつかりながらも必死で向き合おうとしていく。

今まで三枝子には甘やかされていたので、急な態度の変化に家庭内暴力へまで発展・・・。
香緒里のためにまずは自分たちから変わろう!とする二人の姿が素晴らしいですね。
あんなに香緒里を甘やかしていた三枝子も少しずつ変わっていきます。
暴力を振られても決して諦めない両親にジーンっときましたよね。

信彦と三枝子の思いも通じ、少しずつ香緒里にも変化が見られます。
きっかけの一つになったのは窃盗で警察に逮捕された時です。裁判を受けた後に香緒里自らの意思で暴走族を脱退することを決めます。さらに香緒里から「学校へ行きたい」と言い出しました。
これには信彦と三枝子も驚きます。次の日、三枝子は香緒里を学校へ送り出しますがすぐに帰ってきてしまい再び不登校へ・・・。残念ながらまた不登校へとなってしまいましたが、自分から学校へ行きたいと言った香緒里は偉いですよね。
香緒里も少しずつ更正の道へと導かれていきましたが、信彦が描いた『積木くずし』が大ヒットしてしまい再び非行へ走ってしまいます。

実名で公表されたことで、香緒里自身が世間の目に耐えられなくなったのでは?と言われていました。当時非行は社会問題となっており、信彦が本を出版することで助けられた家庭は多かったと思います。ですが、香緒里はどうでしょうか?全てを世間に公表されることで再び追い詰められてしまいますよね。ドラマの最終回では“シンナーを再開した”と表記されました。
また、シンナーだけではなく大麻や覚せい剤を使用し数回警察に逮捕されています。
香緒里が更正をして少し時間が経った後に本を出版していたら、なにか変わっていたのかもしれません。

積木くずしは、とても考えさせられる作品です。
香緒里が非行に走ったから家族が崩壊したのか?いや、その前から少しずつ崩壊していたのでしょう。家族を放ったらかしにしていた父。病気だからと甘やかしてばかりだった母。香緒里は寂しかったのかもしれません。もう少し自分を見てほしい、知ってほしいという気持ちがあったのではないでしょうか?

何度も見返したくなる作品

積木くずしは、何度もドラマや映画化され現代にまで受け継がれています。
その中でもやはり初代『積木くずし』は衝撃的すぎて印象に残っていますよね。
1度だけではなく、何回も見返したくなる作品です。

ドラマと合わせて原作も読んでみてはいかがでしょうか?

子どものいる親には是非読んで欲しい作品です。
読み終えた時、あなたはどのような感情が生まれるのでしょうか。
子どもと向き合うことの大切さを教えてくれます。

積木くずし―親と子の二百日戦争

関連する投稿


伝説の“赤星”が帰ってくる!「湘南爆走族POP-UP」2026年追加巡回決定&ファン垂涎の「初代」新グッズが登場

伝説の“赤星”が帰ってくる!「湘南爆走族POP-UP」2026年追加巡回決定&ファン垂涎の「初代」新グッズが登場

1980年代、若者たちを熱狂の渦に巻き込んだ伝説のヤンキー漫画『湘南爆走族』。誕生から40年を超えた今もなお、その熱量は冷めることを知りません。昨年大盛況を博したポップアップイベント「走り屋たちの帰還祭 Since 1982-」が、ファンの熱い要望に応えて2026年2月より愛知・東京・神奈川での追加巡回を決定!さらに、今回の巡回に合わせて、現在連載中の『湘南爆走族 ファースト フラッグ』から「ミストグラフ」や「アクリルスタンド」などの新作グッズも投入されます。紫の道路を駆け抜けた青春が、再びあなたの街へ。イベントの詳細と注目の新商品情報を一挙にお届けします。


昭和の名作ドラマ「中学生日記」が舞台で蘇る!小南光司主演「2025」上演決定

昭和の名作ドラマ「中学生日記」が舞台で蘇る!小南光司主演「2025」上演決定

1972年から2012年までNHKで放送された学園ドラマ「中学生日記」が、昭和100年の節目となる2025年12月に舞台化決定。受験を控えた中学生たちの不器用ながら熱い青春を描いたオリジナル脚本で、主役を小南光司が務める。当時の悩みが令和にどう響くのか、若手からベテランまで総勢25名の俳優陣による熱演に注目が集まります。


抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

高校時代からモデル活動を始め1986年に「カネボウ・スイムウエアイメージモデル」として脚光を浴びた広田恵子さん。現在は家族で〇〇を組んで活動している・・・。


「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンターも務めた女優『ジュリー・ドレフュス』!!

「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンターも務めた女優『ジュリー・ドレフュス』!!

1991年3月にミステリーハンターとして登場されると出演回数8回で、出演回数ランキング33位となるジュリー・ドレフュス さん。2013年出演のドラマ「老舗旅館の女将日記」を最後にメディアで見かけなくなり気になりまとめてみました。


「ひとりでできるもん!」の主人公で3代目まいちゃんの『伊倉愛美』現在は?!

「ひとりでできるもん!」の主人公で3代目まいちゃんの『伊倉愛美』現在は?!

2000年4月から『ひとりでできるもん!』に主人公・今田まい(3代目まいちゃん)役としてレギュラー出演した伊倉愛美さん。現在は結婚されお母さんに・・・。


最新の投稿


世界的ヒット作「テトリス」がボードゲームに!リアルなブロックを“手で積む”新感覚の対戦が熱い

世界的ヒット作「テトリス」がボードゲームに!リアルなブロックを“手で積む”新感覚の対戦が熱い

デジタルゲームの金字塔『テトリス』が、実際にブロックを手に取って積み上げる『テトリスボードゲーム』として2026年4月下旬に発売決定!2〜4人での同時対戦が可能で、カードによる駆け引きや「オジャマミノ」による妨害要素も。デジタルとは一味違う、空間認識力と戦略性が試されるアナログならではの魅力を紹介。


昭和100年の節目に楽しむ「昭和レトロWEEK!」TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』で開催

昭和100年の節目に楽しむ「昭和レトロWEEK!」TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』で開催

TBSラジオの人気番組『ジェーン・スー 生活は踊る』にて、4月20日から「昭和レトロWEEK!」がスタート。昭和100年を迎える今年、家具や漫画、音楽など多彩な視点で昭和の魅力を再発見します。タイガー魔法瓶のレトロ柄製品が当たる豪華プレゼント企画も実施。懐かしくも新しい昭和の世界をラジオで堪能しましょう。


渋谷PARCOに「歌謡曲喫茶」が出現!最高の音響で昭和の名曲を浴びる贅沢な24日間

渋谷PARCOに「歌謡曲喫茶」が出現!最高の音響で昭和の名曲を浴びる贅沢な24日間

渋谷PARCO 8F「ほぼ日曜日」が、2026年4月24日から期間限定で「歌謡曲喫茶」に変身!銀座のオーディオショップ全面協力による至高の音響で、昭和のきらめく名曲を堪能できます。夜はリリー・フランキーさんや糸井重里さんら豪華ゲストによるトークイベントも開催。懐かしくも新しい、音楽体験の全貌をレポート。


昭和の名作が令和に復活!『チクタクバンバン』が進化して4月下旬に発売決定!

昭和の名作が令和に復活!『チクタクバンバン』が進化して4月下旬に発売決定!

1981年に大ヒットした伝説のパズルゲーム『チクタクバンバン』が、新要素を加えた「令和進化版」として2026年4月下旬に登場!動く時計を止めないようパネルを操る緊張感はそのままに、新たに協力モードや回転パネルを追加。世代を超えて楽しめる、ハラハラドキドキのアナログゲームの魅力を徹底解説します。


銀座100年を巡る物語。又吉直樹、ヒコロヒーら11名が綴る『100.80.60.展』が銀座で開催

銀座100年を巡る物語。又吉直樹、ヒコロヒーら11名が綴る『100.80.60.展』が銀座で開催

Ginza Sony Parkは、銀座100年、ソニー創立80年、ソニービル開業60年を振り返るプログラム『100.80.60.展』を4月24日より開催します。又吉直樹、ヒコロヒー、俵万智ら豪華11名の作家が、1920年代から現代までの銀座を独自の視点で描いた書き下ろしエッセイや詩を立体展示する、歴史の散策体験です。