【訃報】声優・山本圭子さん死去。「サザエさん」花沢さん役など
国民的人気アニメ「サザエさん」の花沢さん役などで知られる声優・山本圭子(やまもと けいこ)さんが、今年の4月18日に敗血症のため亡くなっていたことが明らかとなりました。83歳でした。
第一報はこちらです!
山本さんは1940年8月7日、大阪府出身。短大卒業後に劇団泉座に入団、芝居の基礎を学んだ後に声優業へと転身。1963年に「狼少年ケン」のウォーリー役で声優デビューしたのを皮切りに、「天才バカボン」シリーズのバカボン)役や「もーれつア太郎」のア太郎役、「赤胴鈴之助」の赤胴鈴之助役、特撮「がんばれ!!ロボコン」のロボコンの声など、主役級で幅広く活躍。中でも「サザエさん」の花沢さん役(2代目)は、およそ50年にわたり務めた当たり役となり、その特徴的なダミ声が視聴者に親しまれてきました。なお、山本さんは花沢さん役を2023年10月に降板しており、渡辺久美子へと交代。聞き納めとなった2023年10月29日の放送の際は、SNSなどを中心に山本さんを労う声が続々と寄せられていました。
山本圭子さんの訃報に、アニメ関係者を中心に追悼のコメントが続々と。
山本さんの訃報には、アニメ業界を中心に関係者が続々と追悼のコメントを寄せており、長年にわたり仕事を共にしてきた声優・古川登志夫(78)は自身の公式Xにて「業界の、そして青二プロの先輩、山本圭子さんが……身近な方の相次ぐ訃報に、言葉もありません。謹んで哀悼の意を表します」とのコメントとともに、アニメ「かぼちゃワイン」収録時に撮影された写真を掲載していました。
小学館「てれびくん」も山本さんを追悼。
その他、さくらももこの作品を取り扱う「さくらプロダクション」の公式Xでは「ちびまる子ちゃん」に山田くん役で出演していた山本さんを追悼する文面が掲載されたり、小学館の雑誌「てれびくん」の公式Xでも追悼文が掲載されるなど、山本さんへの感謝のコメントがSNSを中心に続々と寄せられています。
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